オーストラリアで大学生だった頃、教室を掃除していた時のこと。

 

もともとが綺麗好きということもあり、机に残っているクラッカーのカスや地面に落ちてる小さな紙くずなどを拾っていると、、

 

Toyo!あまりやりすぎるなよ!OCDになるぞ!って言われたんです。

 

それも結構な真顔で。

 

「やっぱり日本人は綺麗好きだね」って褒められることはあっても、掃除しすぎるなよって注意されるとは思ってもみなかったのでとても印象に残っています。

 

自分はその時初めてOCDという言葉を耳にしたのですが、みなさん知ってますか?

 

OCD = Obsessive-compulsive disorder

 

日本語で「強迫神経症」を意味します。れっきとした精神疾患です。

 

簡単に言うと、ある事柄に固執してしまい、それを止めようとすると不安になってしまう病気です。

 

 

そして昨年日本に帰国して以来、よく頭をよぎるんです。このOCDという言葉が。

 

清潔に対するこだわり。

 

騒音に対するこだわり。

 

匂いに対するこだわり。

 

便利さや効率に対するこだわり。

 

躾に対するこだわり。

 

ルールを守るということに対してのこだわり。

 

本来、この「こだわり」って日本人のポジティブな特性を表しているはずなんだけど、帰国して以来妙に息苦しさを感じてしまうのは自分だけなのだろうか?

 

きっとこの「こだわり」がエスカレートしていくと、「寛容さ」を犠牲にしていくことになるんだろうなって思う。

 

また、ルールにこだわるがあまりに、臨機応変さや状況判断といった「思考の柔軟性」も失っていくんだろうなって思う。

 

「こだわり」が度をすぎると、日本人総OCDになる日が来るのではないかと本気で心配してしまいます。