ハイマイト!

怪我をした時に、痛い部分に手を当てると、痛みが少し収まったりしませんか?

『手当て』という言葉の語源は、こういった意味から由来しています。

そして、これは手を当てるという行為によって安心感を得る精神的な効果として知られているのではないでしょうか?

でもね、実は機能としてあらかじめ身体に備わっているものなんです。


Gate theory ゲート(門)理論って聞いいたことありますか?

人間の感覚って、痛みや温度、感触、圧など色々とありますが、信号として脊髄を通って脳に伝えられたり、反射といって脳に伝わらずに脊髄から直接信号を筋肉に伝達したりと様々です。

そして、痛みは信号が脳に伝わってはじめて『痛い!』と感じます。

でも、この痛みと触覚、圧覚 温度などの感覚は種類によって脳に伝わるルートが違うんです。

痛みは、痛みを察知するセンサーが反応して、脊髄の中にある痛みを伝えるゲートを通って脳に伝えられます。

一方、圧力、触覚、熱などは、これらは痛みの門を通らずに違ったルートで脳に伝えられます。が、痛みのゲートの真横を通っていきます。ここがポイントです。

痛みのセンサーが単独で働いている時、痛みはMaxで脳に伝わります。

痛みの門が全開の状態です。

でも、ジワーっとした圧力をかけると、いわゆる『手当て』によって感じるセンサーが同時に働き、そしてその信号が痛みの門の真横を通ることによって、この痛みの門が開くのを邪魔するんです。

そうすると門が狭くなった分、痛みも和らぐ。これをゲート理論といいます。


じゃあ、『手当て』による精神的な安心感が生む効果はないのか?

答えはNo。大いに影響しています。

これは、プラセボ効果と言います。

例えば、100%砂糖玉を『砂糖玉』だと伝えずに『特効薬』だと伝えて飲ませると、砂糖玉を飲んだ時にあらわれるはずのない変化が身体に起こることを言います。

このプラセボ効果は、期待や意欲などによって非常に左右されると言われています。

怪我をした子供を母親がギュっと抱きしめて、励ます行為。これもプラセボです。

子どもは母親に『大丈夫だよ』と諭されると、だんだん『大丈夫かも』と思うようになります。

すると、脳内や脊髄から天然の麻酔薬『エンドルフィン』が分泌され、神経伝達物質のグルタミン酸塩を抑制し、痛みの信号の流れを抑えて痛みを和らげます。

とまぁ、手当てをすることによってこんなことが身体の中で起こっているんです。

こういった事を、知って『手当て』をすると更にプラセボ効果を増すかもしれませんね。



念ずれば花開く。

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