ハイマイト!
Dr. Helen Caldicott 主催、福島の放射能汚染についての講演会に行ってきました。
バイロンベイという土地柄のせいか非常に関心が高く、立ち見が出るほどでした。
日本人は数人いましたが、ほとんどがオージーで、僕の通っている大学の先生も数人オーディエンスとして聞きに来ていました。

『放射能汚染された国、日本』
残念ながら、海外ではそういう認識です。
ボランティアの方が要約を日本語訳した資料をくれたので、シェアしたいと思います。
一部、翻訳を僕の方で変更していますので予めご了承下さい。
以下、補足資料『核の犠牲になった子供たち:救済のための14の提言』より。
医師:ヘレン・カルディコット
『子は国の宝』。1979年にキューバを訪れた際に見た無数のこのメッセージがとても印象的でした。私は、その言葉に感銘を受け小児科医師を目指しました。しかし現状は、子供達は政治家の身勝手な保身や国連の核政策に利用され続けています。
今日世界が抱えるこの問題は、科学者が核科学を悪用し多くの生態系と人間の健康を破壊しているということです。そして、ほとんどの政治家、ビジネスマン、エンジニア、核物理学者でさえも本質的に放射線生物学や放射能がどうのように癌を誘発するか、そして先天性奇形や何世代にも続く遺伝性疾患について理解していません。子供は大人の20倍、女の子は男の子の2倍も放射能に対しての感受性が高いこと、胎児はそれ以上であることを彼らは理解していません。
従って、日本の政治家は福島原発の事故に対して、あまりにひどい対応をしています。それは無責任であり、基本的に無知です。しかしそれは、東京電力や関係機関との組織化された政治的なアジェンダ(政策)によるものです。
福島原発事故で放出された放射能はチェルノブイリの2.5~3倍であること、日本はウクライナ、ベラルーシ、ロシアに比べて人口が密集していること、また癌の潜伏期間が2~90年間ということを考慮に入れ、チェルノブイリの結果と照らし合わせると、25年位内に100万人が死亡すると予想されています。さらにこの事実は、日本の未来の世代に渡り放射能に汚染された環境や食品の脅威にさらされることを意味します。
恐ろしいことに、日本の政治家や役人は、これらの医学的事実と予測を無視または隠蔽することに躍起になっています。そればかりか、東京でさえも福島からの放射能性同位体の拡散が記録されているのにもかかわらず、彼らの無知による判断により人々が高濃度汚染地帯に帰って、再びそこに住み続けられると言っています。
チェルノブイリによって誘発された甲状腺がんは、たった3~4年で発症しました(現時点で92000件以上が診断されました)。福島原発事故からまだ1年ほどですが、福島に住む38000人のうち36%の18歳未満の子供たちが超音波検査により甲状腺に嚢胞もしくは結節が見られました(これらの症状のほとんどは、悪性腫瘍を排除するために生体検査を受けるべきです)。これは、子供達が放射性ヨウ素の吸入や摂取によって非常に高い甲状腺被曝を受けていることを示します。
拡散された他の放射性物質も魚や食物を介して凝縮され人間の体内に入り込み、結果として別の癌を誘発させます。放射性物質は数分の半減期のものもあれば、何万年も残留するのものあります。そしてそれは、今後日本の食材に何世代にも渡って残留することを意味しています。
今日本は何をすべきなのでしょうか?以下にある14項目は、私からの提言です。
1.日本のすべての地域において、土壌や水質調査を行うべきである。
2.いかなる事情があっても、放射性廃棄物や瓦礫は焼却処理されるべきではない。(それはただ単純に放射性物質を広範囲に撒き散らし、食材と魚介類を再度汚染するからです。)
3.すべての食材についてスペクトロメーターを用いて、特定の放射性物質に対して的確にテストされるべきである。
4.いかなる放射能汚染食材は、販売、購入されるべきではない。さらに放射能汚染食材を汚染されていない食品で希釈して販売することは絶対にされるべきではない。(それは、様々な組織に放射性物質を再濃縮させることになります。)
5.人間が消費する全ての水に対して毎週テストされるべきである。
6.東海岸で漁獲された全ての魚介において、今後何年もテストされるべきである。
7.高汚染地域で現在も暮らしているすべての人々、特に子供、妊婦、出産可能な女性は、ただちに汚染されていない地域に移住させるべきである。
8.福島の放射能により被曝したすべての人々、特に幼児、子供、免疫不全者、高齢者は全面的かつ定期的に健康診断を受け、悪性腫瘍、骨髄抑制、糖尿病、甲状腺異常、心臓疾患、早期老化、白内障の検査を生涯に渡り受けさせるべきであり、適切な治療が開始されるべきである。(白血病は今後数年以内に発症し始め、5年後にピークに達するでしょう。また、特定の癌については、10~15年後に発症し始め、70~90年間に渡り続くでしょう。)
9.日本のすべての医師、医療関係者は New York Academy of Sciences が発行する『Chernobyl - Consequences of the Catastrophe for People and the Environment』を読んで分析し、彼らが直面するこの状況の真実の医学的重要性を理解するべきである。
10.特に医師、さらに政治家、一般市民の方々にも私のウェブサイト nuclearfreeplanet.org やラジオ番組 ifyoulovethisplanet.org そして書籍『Nuclear power is no the answer』を参照して頂くことをお勧めいたします。
11.インターナショナルメディカルコミュニティ、特にWHOは上記の膨大なタスクにおいて、日本の医療関係者や政治家への援助を実施するためにただちに動員されるべきである。
12.日本政府は、国際的なアドバイスや援助を進んで受け入れるべきである。
13.これらの極めて緊急を要する事態に対し、日本は国際的な支援の依頼を行い、IAEAやアメリカのNRC、カナダ、ヨーロッパなどから核のスペシャリストの援助を受け、マグニチュード7以上の地震を想定し、福島第一原発4号機と使用済み核燃料プールの崩壊を防ぐべきである。(核燃料プールが破壊された場合、チェルノブイリの10倍もの莫大な放射性物質が放出されるからです。国際社会に大惨事がもたらされるのに、もはや一刻の猶予もありません。)
14.世界のメディア、日本のメディアは、ただちに上記の事実を報道するべきです。(さもなければ、これは世界的な大惨事を招くことになります。)
以上が、要約の内容です。
講演会の最後の質問コーナーで、ある方が『放射能汚染に対してゼオライトやヨウ素などのサプリメントなどはとったほうがいいのか?』との質問に対し、Dr. Caldicott は『そんなものはまったく役に立たないし、考える必要もない。一番大事なことは、日本の危険区域には絶対に近寄らないことと、日本の食材は絶対に取らないこと』と答えていました。
さらに『日本の方たちにはとても気の毒に思うけど、私達大人がしなければならない責任は唯一、子供たちを守ること。ただそれだけを考えて欲しい』と付け加えていました。
僕自身は、これを聞いてとても複雑な気持ちになりました。地元を復興させて元の暮らしを取り戻したいと頑張っている方たちがいるなかで、なんとか元通りの生活を取り戻して欲しいという気持ち。その一方で、地元へ愛着や復興への思いが強ければ強いほど、かえって子供たちを危険にさらしてしまうのではないかという気持ち。
自分だったらどうするだろうか?
親にとって、子供を失うことほど辛く苦しいことはない。そうならないためにできる事があれば自分だったらどんなことをしても、たとえ地元を捨ててでも子供を守ると思う。
命さえあれば、何だってできる。
念ずれば花開く。
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Dr. Helen Caldicott 主催、福島の放射能汚染についての講演会に行ってきました。
バイロンベイという土地柄のせいか非常に関心が高く、立ち見が出るほどでした。
日本人は数人いましたが、ほとんどがオージーで、僕の通っている大学の先生も数人オーディエンスとして聞きに来ていました。

『放射能汚染された国、日本』
残念ながら、海外ではそういう認識です。
ボランティアの方が要約を日本語訳した資料をくれたので、シェアしたいと思います。
一部、翻訳を僕の方で変更していますので予めご了承下さい。
以下、補足資料『核の犠牲になった子供たち:救済のための14の提言』より。
医師:ヘレン・カルディコット
『子は国の宝』。1979年にキューバを訪れた際に見た無数のこのメッセージがとても印象的でした。私は、その言葉に感銘を受け小児科医師を目指しました。しかし現状は、子供達は政治家の身勝手な保身や国連の核政策に利用され続けています。
今日世界が抱えるこの問題は、科学者が核科学を悪用し多くの生態系と人間の健康を破壊しているということです。そして、ほとんどの政治家、ビジネスマン、エンジニア、核物理学者でさえも本質的に放射線生物学や放射能がどうのように癌を誘発するか、そして先天性奇形や何世代にも続く遺伝性疾患について理解していません。子供は大人の20倍、女の子は男の子の2倍も放射能に対しての感受性が高いこと、胎児はそれ以上であることを彼らは理解していません。
従って、日本の政治家は福島原発の事故に対して、あまりにひどい対応をしています。それは無責任であり、基本的に無知です。しかしそれは、東京電力や関係機関との組織化された政治的なアジェンダ(政策)によるものです。
福島原発事故で放出された放射能はチェルノブイリの2.5~3倍であること、日本はウクライナ、ベラルーシ、ロシアに比べて人口が密集していること、また癌の潜伏期間が2~90年間ということを考慮に入れ、チェルノブイリの結果と照らし合わせると、25年位内に100万人が死亡すると予想されています。さらにこの事実は、日本の未来の世代に渡り放射能に汚染された環境や食品の脅威にさらされることを意味します。
恐ろしいことに、日本の政治家や役人は、これらの医学的事実と予測を無視または隠蔽することに躍起になっています。そればかりか、東京でさえも福島からの放射能性同位体の拡散が記録されているのにもかかわらず、彼らの無知による判断により人々が高濃度汚染地帯に帰って、再びそこに住み続けられると言っています。
チェルノブイリによって誘発された甲状腺がんは、たった3~4年で発症しました(現時点で92000件以上が診断されました)。福島原発事故からまだ1年ほどですが、福島に住む38000人のうち36%の18歳未満の子供たちが超音波検査により甲状腺に嚢胞もしくは結節が見られました(これらの症状のほとんどは、悪性腫瘍を排除するために生体検査を受けるべきです)。これは、子供達が放射性ヨウ素の吸入や摂取によって非常に高い甲状腺被曝を受けていることを示します。
拡散された他の放射性物質も魚や食物を介して凝縮され人間の体内に入り込み、結果として別の癌を誘発させます。放射性物質は数分の半減期のものもあれば、何万年も残留するのものあります。そしてそれは、今後日本の食材に何世代にも渡って残留することを意味しています。
今日本は何をすべきなのでしょうか?以下にある14項目は、私からの提言です。
1.日本のすべての地域において、土壌や水質調査を行うべきである。
2.いかなる事情があっても、放射性廃棄物や瓦礫は焼却処理されるべきではない。(それはただ単純に放射性物質を広範囲に撒き散らし、食材と魚介類を再度汚染するからです。)
3.すべての食材についてスペクトロメーターを用いて、特定の放射性物質に対して的確にテストされるべきである。
4.いかなる放射能汚染食材は、販売、購入されるべきではない。さらに放射能汚染食材を汚染されていない食品で希釈して販売することは絶対にされるべきではない。(それは、様々な組織に放射性物質を再濃縮させることになります。)
5.人間が消費する全ての水に対して毎週テストされるべきである。
6.東海岸で漁獲された全ての魚介において、今後何年もテストされるべきである。
7.高汚染地域で現在も暮らしているすべての人々、特に子供、妊婦、出産可能な女性は、ただちに汚染されていない地域に移住させるべきである。
8.福島の放射能により被曝したすべての人々、特に幼児、子供、免疫不全者、高齢者は全面的かつ定期的に健康診断を受け、悪性腫瘍、骨髄抑制、糖尿病、甲状腺異常、心臓疾患、早期老化、白内障の検査を生涯に渡り受けさせるべきであり、適切な治療が開始されるべきである。(白血病は今後数年以内に発症し始め、5年後にピークに達するでしょう。また、特定の癌については、10~15年後に発症し始め、70~90年間に渡り続くでしょう。)
9.日本のすべての医師、医療関係者は New York Academy of Sciences が発行する『Chernobyl - Consequences of the Catastrophe for People and the Environment』を読んで分析し、彼らが直面するこの状況の真実の医学的重要性を理解するべきである。
10.特に医師、さらに政治家、一般市民の方々にも私のウェブサイト nuclearfreeplanet.org やラジオ番組 ifyoulovethisplanet.org そして書籍『Nuclear power is no the answer』を参照して頂くことをお勧めいたします。
11.インターナショナルメディカルコミュニティ、特にWHOは上記の膨大なタスクにおいて、日本の医療関係者や政治家への援助を実施するためにただちに動員されるべきである。
12.日本政府は、国際的なアドバイスや援助を進んで受け入れるべきである。
13.これらの極めて緊急を要する事態に対し、日本は国際的な支援の依頼を行い、IAEAやアメリカのNRC、カナダ、ヨーロッパなどから核のスペシャリストの援助を受け、マグニチュード7以上の地震を想定し、福島第一原発4号機と使用済み核燃料プールの崩壊を防ぐべきである。(核燃料プールが破壊された場合、チェルノブイリの10倍もの莫大な放射性物質が放出されるからです。国際社会に大惨事がもたらされるのに、もはや一刻の猶予もありません。)
14.世界のメディア、日本のメディアは、ただちに上記の事実を報道するべきです。(さもなければ、これは世界的な大惨事を招くことになります。)
以上が、要約の内容です。
講演会の最後の質問コーナーで、ある方が『放射能汚染に対してゼオライトやヨウ素などのサプリメントなどはとったほうがいいのか?』との質問に対し、Dr. Caldicott は『そんなものはまったく役に立たないし、考える必要もない。一番大事なことは、日本の危険区域には絶対に近寄らないことと、日本の食材は絶対に取らないこと』と答えていました。
さらに『日本の方たちにはとても気の毒に思うけど、私達大人がしなければならない責任は唯一、子供たちを守ること。ただそれだけを考えて欲しい』と付け加えていました。
僕自身は、これを聞いてとても複雑な気持ちになりました。地元を復興させて元の暮らしを取り戻したいと頑張っている方たちがいるなかで、なんとか元通りの生活を取り戻して欲しいという気持ち。その一方で、地元へ愛着や復興への思いが強ければ強いほど、かえって子供たちを危険にさらしてしまうのではないかという気持ち。
自分だったらどうするだろうか?
親にとって、子供を失うことほど辛く苦しいことはない。そうならないためにできる事があれば自分だったらどんなことをしても、たとえ地元を捨ててでも子供を守ると思う。
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