2009年からスタートしたこのブログだが、沖縄に移住して思うところがあり2021年に一旦このブログを閉めることにした。
沖縄でクリニックをオープンして丸三年が経ち、石の上にも三年と言うが、たくさんの方々に支えられなんとか今月で丸三年を迎えることができた。
今までの私たち家族の人生を振り返ると、まるでジプシーのように色々な土地を巡ってきたが、生まれて初めて土地を買い建物を建てたこともあり、これからはここ読谷村でじっくりと腰を据えて歩みを進めていくだろうと考えていた。
ところが、今年の6月にオランダのアムステルダムでクリニックを作るというオファーをいただき、その電話口でインスピレーションだけで渡蘭を決めてしまった。
電話を切った後に「またあの生活を始めるのか」と苦笑いする自分。
そしてそれに誰一人反対しない家族(全員AB型)。
現状に何の不満もなく沖縄の生活を満喫していただけに、行かないという選択肢もあったのだが、この話は断っちゃいけないという直感があった。
むしろ以前からしっかり学びたいと考えていたが、日本では難しかった小児オステオパシーを学ぶことができるし、ちょっと足を伸ばせばイギリスでアニマルオステオパシーの技術も習得可能だ。
ということで、そんな人生の転機ということもあり、一度は閉めたこのブログを再度開くことにした。
ヨーロッパという土地自体初めてで、オランダなど今回の話をきっかけに地図を広げたほどである。
思えば2009年にオーストラリア行きを決めた時のことが、フラッシュバックのように懐かしく思い出される。
あの時も妻と地図を広げて「で、どこに住む?」と話したものだ。
前回渡豪したのは30代の前半。
今は50を手前にして少し腰が重くなった自分と、新たなチャレンジに以前同様とは言わないまでもテンション低めにワクワクする自分自身を感じつつ、こうしてご縁をいただけることに感謝している。
渡蘭期間は半年になるか数年になるかわからないが、行ったり来たりしながら成り行きに任せようと思う。
私と次女は9/5に、妻と長女と犬たちは9/13に日本を出発する。
さて、どうなることやら。
もしよろしければ、再度このブログにお付き合いいただけると幸いです。
なお沖縄の「読谷ホリスティックス」やコンドミニアムの「Nagahama Anchored」は引き続きご利用いただけますので、今後ともよろしくお願い致します。