ハイサイ!
痛みの原因を取り除く。
これ簡単に言うけどめちゃめちゃ難しいです。
我々治療家を頼って来られる方は、医師が超音波、レントゲン、MRIなどの結果を見て「特に悪いところが見当たりません」と言われた方が多いため特に原因の特定が難しいです。
正直言って、オステオパスも筋骨格系の診断のスペシャリストですが、例えばこの筋肉が収縮しているだとかあの靭帯が炎症を起こしてるだとかは分かりますが、それを引き起こした原因が何かを特定することはかなり難しいと思います。
ていうかほとんどの場合100%コレって言い切れないのではないかと思います。
でも世の中には言い切っちゃう治療家がなんと多いことか。
先日私の父親が股関節の痛みが長引いているからなんとかしてほしいと電話があったものの、わざわざ沖縄から札幌に行くわけにも行かず、近くの優秀なオステオパスを紹介して治療を始めました。
しかし、父の知り合いが「筋膜調整で有名な先生」がいるからとわざわざ東京まで行って治療を受けたとのこと。
で、その先生が言うには「腸が下がって筋膜が萎縮したのが原因」とのことらしい。
、、、
初めて診る患者にどうやったら腸が下がっているって判断できるんでしょうか?
一度お会いしてじっくりと聞いてみたいです。
おそらく以前書いたこの記事と同じような結果になると思いますが、、、
あなたの不調の原因はコレ!って言い切っちゃう先生はちょっと警戒した方がいいと思います。
少しでも疑問に思ったら「それってどういうことですか?どうしてそう言えるんですか?」と聞いてみるのもいいかもしれません。
事故や怪我などは別として、慢性の症状なんかはその人が生きてきた年数を考えると、原因が1つと考えること自体に無理があります。
まして医師が超音波、レントゲン、MRIなどで悪いところが見当たらないと言っているのに、なんでちょっと皮膚の表面を触れただけで「腸が下がって筋膜が萎縮したのが原因」などと言えるのか。
筋骨格系のプロが言うのもなんですが、明らかに怪我や事故でもない限り、ほとんどの筋骨格系の不調が原因不明です。
だからこそ施術前に患者さんからお話を聞いて、その都度仮説を立てながら患者さんと一緒に考えて進めていくように心がけています。
決して一方的な上から目線になることなく、常に患者さんの体に教えてもらうという姿勢を持つことは治療家としては最低限の資質なのではないでしょうか。
ま~「原因はコレ!」って言い切ってほしい患者さんが多いのも事実なので、プラセボ効果を狙ったパフォーマンスなのかもしれませんが。
念ずれば花開く。
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