こどもはまっさらで生まれてくる
その身体だけ持って
 
だからこの世界のことは
その身体で体験して知っていく
 
 
 
こどもは身体の中に
一冊のまっさらな本を持っていて
 
体験して知ったことを
そこに書き込んでいく
 
 
 
 
あったかいごはんをたべると
うれしくなる
 
こわかったけど
だっこがあればホッとする
 
声を出したらみんな笑ってくれる
 
のぼってみたら怒られた
 
 
 
 
ひとつひとつ書き込んでいく
 
ひとりひとり違う本ができていく
 
 
 

 

はーちがスケッチブックに書き込んでいるのは

大阪環状線の路線図…

はーちの本には電車のことがたくさん書かれているのかも☺︎

 

 

 

 
こどもはその本を頼りに
世界を生きていく
 
こんな時はこうすれば大丈夫
あんな時は助けてって言おう
そんな本もあるかもしれないし
 
これはしちゃダメ、あれはしちゃダメが
いっぱいの本もあるかも
 
 
 
 
私はこどもの本に
 
「こわいこと」や
「してはいけないこと」より
 
「こんな素敵なことがあるよ」
「助けてくれる人はたくさんいるよ」
「大丈夫だよ」って
いっぱい載っていくといいなと思って
 
大人になった時に
助けになる本になるといいなと思って
 
 
 
 
はーちの側で
 
はーちのする体験のご案内をしています
 
 
 
 
私のかける声
私の表情で
 
同じ体験でも
書き込むことは変わっていくから
 
できるだけ私は
世界の中に「大丈夫」を見つけて
はーちに伝えてあげようと思っているのです