先日、父の命日が近いので
みんなでお墓参りをして
実家に家族集合をしました。




何周忌、と法事をする年ではないので
ただみんなで集まって
晩年父が好きだったうなぎを食べて
みんなでぐだぐだするだけの会。

食べたものが
ちょっといいものだっただけで
いつもとなんも変わりのない一日。
(あ、お墓参りはしたか)





昔住んでいた団地の側にあるお料理屋さんのうなぎ。

いつも食べていたのはスーパーの冷凍のだったけど

解凍・温め方にうるさいお父さんの言う通りにすると

それでもいつもおいしかったな…





父は生きている時も
こういう集まりでは一番最初に酔っ払って
早々に寝てしまっていたので

父がこの場にいないのすら
生きていた時も今も
相変わらずという感じ。

ただ違うのは
父が寝室にいるのか
あの世にいるのかってことだけ。




ちらほら父の話は出るけれど
「おいしいねぇ」ってごはんを食べて
最近あったおもしろいこととか話して
なんなら水曜どうでしょうの最新作観て
みんなで爆笑して。




…いったい何の会なの?!(笑)




でもね、思うんです。

ここにあるすべては
父がいたから、あるものだって。




父が建ててくれたこの家で
父がいたから生まれた娘たちが集まり
そこに次々加わっていく家族たち。

みんなで築き上げてきた
このくだらないことで笑い合える関係。




こんなにたくさんの「すてきなもの」を
私たちは今なお与えられていて
守られている。




故人を偲ぶというのはもちろんだけど
私たちに遺してくれた
今いる家族たちとのつながりを

改めて、感じて、確かめる。

そういう一日だったなぁと。




形なんてあっちゃない会だけど
形式的なことが大っ嫌いだった父だから
まぁいいでしょう。

あの時5ヶ月だった子も
こんなに大きくなったよ!
みんな相変わらずゆかいだよ!

という定時報告にはなったかな☺︎




ロビンソン。知ってる…?

最新作もおもしろかったねー

楽しい集まりにしてくれてありがとうどうでしょう!!