実はこの前
おねぼうしちゃったのですよ。

家を出る時間の30分前に起きたの。
洗濯まわすの1回33分。
はい、むりー。




しかし前の日たっぷり眠ったからか
妙に頭が冴えていて、すいすいと動けて
なんと余裕で間に合ったのだ。

洗濯は干さないまま
掃除機はかけないまま出かけたけど。




起きて「やば!」と動き出す私と正反対に
悠長に座ってのんびりと歯磨きをしてる夫。

事態をまったく理解していないかのような
その姿。

夫の場合「おれはしらん」という
態度な訳ではない。

心の底から、本当に問題だと思ってないのだ。




「とりあえずはーちのヨーグルトだけで
 いいから用意してほしい」
とせわしなくお願いしてようやく

「そうか、急がなきゃいけないのか」と
動き出してくれた。

おお、やっと伝わったか。




そして後からふと気付く。

「ねぼう→ちこく」の深刻度が
私と夫で全然ちがうんだ。




遅刻とは何かを、そもそも知らない人。

優雅に朝食を楽しんでおります。

食べ方が独創的ですねもうすぐ出かけますよ。




「ねぼうした!」と起きた時に
夫の反応があんまりにのんびりで驚く私。

でもそれは夫が非協力的だからではない。




なぜなら夫はデスクワーク。

長期のプロジェクトに関わってるから
締め切りが差し迫ってない限りは
遅刻してもそんなに周りに迷惑はかからないみたい。

だから夫は「ねぼうした」と起きても
「じゃあ遅刻すればいいかな」くらいなんだな。

深刻度を理解していない訳ではなく
本当に問題がないから
「やば!」と思うこともないんだ。




私は「その時間にその場所にいること」が
とても大事な仕事だから。

だって私が行かないと鍵開かない。
ダイレクトに迷惑がかかってしまう。

だから「ねぼう=遅刻」は致命傷。

なんとしてでも阻止しなければならない
事態なんだよ。
本当にやばいことなんだよ。




同じねぼう・遅刻でも
こんなにも全然違う。




だからしょうがないの。

しょうがないというか
遅刻で急ぐのは私の事情なのだから
急いでほしいのなら
ちゃんとお願いしなければならないのだ。




違いをちゃんと理解すれば
腹が立つこともないし
協力だって要請できる。

快く助けてもらえて一石いったい何鳥だ。




そしてこれからは
「もー急いでよ!」ってぷんぷんしてないで
「私の遅刻の意味」も
夫に分かってもらおう。

こんなにやばいことなんだよーって。

私はすぐぷんぷんするタチなので
それが減るならと大歓迎と
夫はいつも話を聞いてくれる。




違いがあるのはあたりまえ。

ただ、お互いに
その違いを分かっていると
ムダにぶつからなくて済むし
いろいろスムーズになるよね。



結婚して約5年。
こんなに一緒にいるのに
夫を見てると
「なんでそーなる?!」ってこと
いまだにいっぱいです(笑)

まぁでもね
それもまた、それがまた
おもしろいとこだよね、結婚って。