2024年田植え始まる | 奥会津昭和村の古民家「大芦の里」

奥会津昭和村の古民家「大芦の里」

奥会津のど真ん中に位置する昭和村。古民家『大芦の里』と大芦ツアーセンターを拠点に、農業体験、アウトドア体験、お子様向けグリーンツーリズムを提供します。

先日旧博士峠ウォークを主催された菅家社長から突然お礼の電話をいただき驚いた。ブログで紹介したことのお礼だという。義理堅い人だ。

今度菅家社長が経営する新鶴温泉「んだ」で飲むこととなった(笑)





今年も性懲りもなくはじまった。

田植え。


これで第5期目。




さすがに5回もやれば失敗もなく田植えができるはずなのだが、今年もドタバタしながら初日がはじまった(^_^;)

農業は何もかもが1年ぶりなので全てがリセットされて忘れてしまうのが困ったもんだ(^_^;)


農機具屋の渡辺神様大明神様から今年も買った中古の田植え機。
試運転に神様大明神様が来てさっそく実演をしてくれました。
この田植え機が4代目。
毎年田植え機買ったりもらったりしている(笑)

ところがなんと運転早々故障で田植え中止。
急遽倉庫の奥に眠ってた3号機を出動させることになった。


こんなこともあろうかと田植え機は3台あるから安心だ(笑)
ちなみにコンバインも3台ある(笑)
小屋は大小5棟ある。
稲作は参入障壁が高い割には儲からないな〰

ということで、急遽3号機で始まった田植え。
息子「なんだかんだ言ってもこの田植え機のが一番植えやすい。だからもう一台予備に買えば」とな。。。(^_^;)

代かきが全然なってなかったので私が手本を見せたところ全然息子のが丁寧で上手だった。直してもらった(^_^;)



今年の田植えは見られても恥ずかしくないほど真っ直ぐに直線的に植えることができた。

といっても息子が植えたのだが。。。

私がやると飲酒酩酊田植えのようになってしまう。
だから、苗つぎや空の苗箱運びばかりの地走りばかりで疲労がたまる(笑)
寝る前に腰をアイスノンで冷やして寝る毎日(^_^;)



でも、毎朝作戦を練って、計画どおり作業が進んだときの達成感はたまらない。。。

風呂上がりのビールが格別に美味い!
「オレ、働いてるなー」的な充実感は半端ない。

渡辺神様大明神様からは散々けなされた苗ではあるのが、自分的には今年の酒米の苗は良く出来たと自画自賛。

でも2回目のひとめぼれの苗は芽出しに失敗して半分が使いものにならなくなってしまった。大損害(T_T)

こんな下手くそ米農家でも、「俺んちの田んぼもやってくれ」と声をかけらるのが励みになる。

来年は2ヘクタールまとまって預かることになって合計7ヘクタール。7町歩。
今じゃ規模だけは昭和村指折りだろう(笑)

現状のオンボロ設備ではそろそろ限界で打ち止めかなとも思ってる。
でも春になって耕されない稲株の残った田んぼを見るのは忍び難い。だから出来る限りは今後も頑張りたい。

設備投資がかさんで稲作ではまだ労賃も稼げていない。
今年は労賃ぐらい稼ぎたいと思いつつ、田植えは続くどこまでも(笑)

早苗振を兼ねて我が家に出入りする外人たちとの北海道旅行が楽しみだ。
こんな余裕があるのは米農家の特権だ(笑)

ところで、
ひょんなことからウォークジャパンという外国人ツアー一行を歩いてガイドすることになってしまった。

5/23(木)喰丸から大芦まで歩きますので声掛けて下さい。