無水エタノールをつかうリキッドソープのアルコールの量 | 福岡 ハーブと手作り石けん教室 Nature's Breath ~ハーブ・アロマ・手作り石けんのある暮らし~

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現役薬剤師でJAMHA認定ハーバルプラクティショナー、HSA認定マスターソーパーが教える、ハーブ・手作り石けんの教室です。
福岡県小郡市で講座開講しています♡
心も身体も癒されませんか?


おはようございます。

福岡は今朝も
大雨が続いております(><)

被害が出てしまった地域に
これ以上被害が広がりませんように。。。




福岡・手作り石けん教室

Nature's Breath
~ハーブ・アロマ・手作り石けんのある暮らし〜

Momoです🌱



ブログ久しぶりになってしまいました。

この育休中、
オンライン講座で
色々なことをインプットしております星

またそれもいつかお話しますね。



さて今回は

無水エタノールを使った
リキッドソープ作りの時にいる
無水エタノールの量

についてです。


リキッドソープ作りは
無水エタノールを使わずに作ることもできますが、
(全くなし、グリセリンなど)
無水エタノールを使って作る方も
多いと思います。

私もいろいろやりますが
多いのが後者です。
講座も後者でしています。


以前から気になっていた
無水エタノールを入れる量。

オイル200gのレシピに
無水エタノール60gを
加える事が多いです。

私が習った2回もこの量、
ネットのアルカリ計算機でもこの量。


なんで60gなのか。


このご時世、
無水エタノールは貴重!

ということで
実験しました。


〜〜 私が考える無水エタノールの役割 〜〜
〇けん化のスピードアップ
〇液体石けんの透明度アップ

これからいくと、
減らしてもさほど問題ないのではと思い
約20%減らして作ってみました。
(45g)
※もっと減らせばよかったですが、
測りながら減らしてみることを思いついたので(笑)



若干いつもより、
熱がとれてからカチコチになるスピードが
早く感じたものの
見た目にはいつもと変わりなし。



リキッドソープにした時

右   アルコール20%減らしたもの
左   いつものアルコールの量のもの


20%くらい減らすのは問題ないようです。



以上のことをふまえた上で、
東京にいた時からお世話になっている
末吉先生に考察と回答を
お尋ねしてみました。
(ブログに載せること了解済み)



 〜〜 回答 ~~

エタノールを入れる量は
ホットプロセスの場合、
揮発してしまうので
30~50%入れるくらいのイメージで
レシピを作ります。

なので、どこも60gになっていると思われます。
作りやすい量です。

考察は合ってますよ。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

なるほど!!!

私の中でスゥーっと問題解決♡

60gは失敗することないというか、
作りやすいです。





レシピ作りの時
ココナツやパーム核の量が多い時は
リキッドソープの素の扱いがしやすいように
追加の無水エタノールも入れます。

入れないと
リキッドソープの素は
べっこう飴のようになります〜

無水エタノールを入れることで
少しですが流動性が保たれるのかな。

たしかに
入れるとそのあとの扱いが違います。


私の場合、
無水エタノールがもったいないのと
アルコールが残った場合の皮膚刺激を減らしたいので
追加を入れることはほぼしませんが。



でもリキッドソープの素作りに
無水エタノールを使うと
作業時間はとっても早く、
失敗も少なく、
目で見る化学変化が楽しいです!
(他の作り方より私は作りやすくて〜)




この無水エタノールが貴重になるなんて
思いもしませんでしたが、
皆さんもよかったら参考にしてくださいね✨




ではまた~

梅雨の末期
大雨にはくれぐれもご注意ください*☂*̣̩⋆̩





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