私の両親の話です。

 

 

80を超えた父が、

「パソコンなんてたいして使わないのに

毎月高額な通信料を払うのがもったいない」

といいだしたので

(自分で買ったのですけどね)

 

 

ネットに疎い母と相談して

取次業者に連絡し

無事インターネット契約を解除してもらうことにしました。

 

 

「これからいろんな手続きが

ネットを介して行われるようになるので

そんなサポートもしてます」

 

 

と業者の担当さんからいわれたそうだけれども

 

 

母はパソコンを覚える気は全くないし

父も仕事をしてるわけじゃないから

もういらない、と。

 

 

聞けば契約していた業者が

高齢者に対して必要のない高額な契約を

結ばせていたことのある業者だったので、

父もそれに引っかかっていたのでは、と

疑っていたんです。

 

 

月の通信料がどのような契約になっていたのか

調べることもなかったので

(マイページとかあるのでしょうが、

その見かたもわからなかった)

 

 

内訳がどうなっていたのか

わからずじまいで

ちょっと引っかかるところではありましたが

 

 

契約解除は無料だったそうなので

もうそれでよしということにしました。

 

 

情報源がテレビと新聞だけとなると

(母はラジオ)

情報難民になる心配はありますが

 

 

そもそもネットの情報なんて

ほとんど見てはいないし

 

 

母は勘の鋭い人で

みんながマイナポイント貰うのに浮かれているときも

「なんか変」と、手を出さなかったので

 

 

わけのわからない情報に振り回されるより

自分の勘に従った方がよいと

 

 

デジタル化なんていったって

そもそも乗れない、という意味では、

 

 

弱者切り捨ての

無理な政策を推し進めようとする動きへの

ひとつの抑止力になるとも

思ったりして

 

 

私も契約解除を薦めたのでした。

 

 

わたしの両親のような高齢者の方、

たくさんいらっしゃるんじゃないでしょうか。

 

 

国が勝手に決める

なっとくいかない政策に

焦って乗っかる必要はない。

 

 

 

そんな折、

申請していたマイナンバーカードができた

というハガキがとどき、

役場に取りに行ってきました。

 

 

これは仕方なく申請することになったのですが

それでまた信用ならない出来事が・・・

 

 

それについては次の記事で。