2020年、
オーストラリアのネイチャージャーナルインストラクター、
Bethan Bartonさんが立ち上げた
世界中のネイチャージャーナラ―たちが
ネイチャージャーナルを通して
自然と自分、仲間とのつながりを祝福するイベント
インターナショナル・ネイチャージャーナリング・ウィーク2024
が、今年も6月1日~7日の1週間、開催されます。
毎年違うテーマで行われるこのイベント、
今年のメインテーマは、
The circle of lifeーいのちの環
「循環」です。
さらにメインテーマに沿って、
1週間日替わりのテーマが設けられ、
参加者は毎日このテーマに沿って、
自然を観察し、ネイチャージャーナルをかきます。
どんなものを観察し、どんな表現をするか、
どんなノートにまとめるかに、
正解はありません。
想像力を存分に働かせて、自由に楽しんでくださいね!
各日のテーマ
日替わりのテーマについては、以下をご参考にどうぞ。
【1日目】Germination and emergence <はじまり>
植物の種が芽を出す、赤ちゃんが生まれる、
昆虫などの生き物が卵から生まれる、など、
あらゆるライフサイクル、「循環」のはじまりを見つけよう。
【2日目】 Growth and development <育つ>
植物は種から芽が出たあと、ぐんぐん育って大きくなる。
動物は、誕生してから目が開いて、歩いたり走ったりといった、
身体的発達をしながら成長する。
鳥は、ヒナから成長し、やがて空を飛べるようになる。
そんな「成長」や「発達」の様子を見つけてみよう。
【3日目】 Metamorphosis and transformation <変化する>
チョウやカエル、トンボなどの生き物は、
一生のうちに次々と違う形に変わっていく。
そんな、見た目の形を大きく変化していくようなようすを、見つけてみよう。
【4日目】Reproduction and replication <増える>
動物が繁殖期に相手を探すときの、さまざまな求愛行動、
花に昆虫が寄ってきて受粉する、
種からではなく挿し木から植物が成長する、など、
繁殖する、受粉する、増殖する・・・増え方はいろいろ。
子孫を増やしていく過程や様子を、観察してみよう。
【5日目】Fruiting and dispersal <種をまく>
植物が実をつけるのは、その種子を別の場所に運び、
新しいライフサイクルを始めるため。
いろんな実をジャーナリングしてみよう。
また、植物は種を遠くに飛ばすために、どんな手段を使っているだろう?
(羽があったり、さやが爆発したりするのもある)
【6日目】Decay and decomposition < 土にかえる>
土に還ろうとしているもの・・・
老化したり、腐ったりしていく時、どんな変化が起きているだろう。
そしてその変化の中の「美しさ」を見つけてみよう。
【7日目】Renewal and regeneration <再生>
循環が再び始まる。
植物は、分解によって栄養分を蓄えた土の中から、
再び成長をはじめる。
山火事の火によって、発芽する種もある。
循環に終わりはない。「新しい循環の始まり」を見つけてみよう。
より楽しくするヒント
外の自然だけじゃなく、自分の内側にある自然にも意識を向けて、
想像力を働かせてみると、より面白くなるかもしれません。
参加するには?
参加費無料、事前申込は不要です。
こちらの専用ウェブサイトに、日々情報が更新されます。
ホストのベサンは、いつも
最終日には毎回
International Nature Journaling Week ウェブサイト