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Natural*days

 トレッキング記録・読書
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雲ノ平の朝。


本日は快晴。
ここでの風景を本当に楽しみにしていた。
山の神様が見せてくれた。

今日は雲ノ平を出てから祖父岳、黒部源流を経て三俣小屋へ。
日中は晴れだが、明日には天気が崩れてくるらしい。


(笑)
面白いので撮ってみた。


何という素晴らしい天気!
ザックを山荘の前に置いて、まずは祖母岳に。山荘のすぐ裏手の道を歩く。


宝石みたいだよね。
チングルマの種子に朝露がついてキラキラと輝いている。
わたし的今回のベストショット。山ではなくて花ですみません。

ぐるっと開ける展望に、みな言葉少なに佇む。
そのあたりによく雷鳥がいるらしいのだが、残念ながら会うことは叶わず。

そして嬉しいことに、梅雨明けが遅れたために開花が遅れ、
このあたりは特に平年比で2週間近く花が遅いらしい。
見られないかと思っていたたくさんの花。
幸せな山歩き。

一旦山荘に戻り、ザックを背負って本日の目的地に向かう。


少しずつ、遠くなる。
また会いたいね。いつか。



明日登る予定の三俣蓮華。
今日は青空のもと、三つの雪渓がなんとも良い感じ。




わー!!雷鳥!
今回初遭遇!
翌日からお天気が崩れたのだけど、雷鳥に会えたのは後にも先にも晴天のこの一度。
お天気の悪い時に出会う鳥なのだけど…大崩れしないというメッセージだったのかもね(ポジティブ)



中央に細く伸びるのがトレイル。中央やや下の右側がテント場。
これから右手奥の祖父岳を登る。

ここ雲ノ平で山の神様が見せてくれた風景を
わたしはきっと忘れることはないと思う。

咲き誇るコバイケイソウ。このあたりは満開。



スイス庭園にて。
写真だとわかりにくいけれど、中央やや下には高天原の山荘。
温泉があるというそこに行ってみたいという新たな目標ができたり。

祖父岳山頂。
3つめのピーク。奥には槍ヶ岳の山頂がくっきりと見える。
穂高のやさしい部分なら行けると思うが、
リスクのあまりに大きい槍や穂高の厳しいルート、剱はこれから先も見るだけだろう。
何より家族に心配をかけられない。



ここをぐぐぐ~っと下って黒部川の源流部に行き、そのあと三俣小屋に行くルート。

ちょろちょろと細く湧き出るだけだった水が徐々に沢の形を成し
少しずつその流れを早くして
大きな大きな川になる。

源流部では靴と靴下を脱ぎ、冷たい水に足を浸す。
冷たい水がほてった足に心地よくて、心持ち足がひきしまるような(気持ちだけ)
お風呂もシャワーもお預けの数日間に、ひとときの清涼。
なんて気持ち良いの!





3日目ともなると、歩くのがどんどん楽になる。
体が慣れてきている、というのはこういうことなのだろう。
歩くのが楽しくて、登るのも下るのも楽しくて。
このままずっと歩いていたいと思うほどの感覚。


とは思うものの、本日のお宿、三俣小屋に到着。
この日の夕方まではお天気。槍の稜線がくっきり。
後ろに見えるあの雲がすごくすご~~く気になるところではある。

さて到着後の乾杯!
…といきたいところだったが…予感的中、ビールは売り切れだった。
今年は暑かったしなぁ。
テン泊の人がかなり多かったということだし、どこもここもすごい売れ行きだったのだろう。

で。
ビールはないけれど…

「ワインシェアして飲みましょう!楓さんどうします?」
「しま~す!」

みんなで乾杯。至福のひととき。
こういう長い縦走が初めてで持ち物とかもかなり端折った。

  …みなさんちゃんと日数分のおつまみ持参(みんなで食べるのだけど)
  いただきっぱなしですみませんでした。
  次の時はおつまみも持参しますので皆さんで食べましょうね。

槍を見ながらワインでのひと時。う~ん贅沢。




ここ三俣小屋は、「三俣」というくらいなので
いくつかの山への分岐ルートの起点となっている。
そこそこ大きな小屋ではあるが、人も多い。

着いた時は布団2.5枚に4人という微妙な割り当てだった…
けれど夕方に確定した時には無事一人一枚に。良かった。
(となりのおばさん感じ悪くて怖かったのです)



さらにくっきり。
Gちゃんいわく、ここでこの時間(5時ちょっと前かな)まで槍がこんなに見えているのはあまり経験がないとか。


夕ご飯はなんとシチュー。
ここの小屋はサイフォンコーヒーとケーキ、そして展望レストランが有名なのだけど
夕食後には雲が湧いてきて、残念ながら展望は臨めず。

ケーキは売り切れ。ああ残念。

食後にはまたもやワイン。
先程は白だったので夜の部は赤ワインに。

明日の天気、せめて荒天にならないといいなぁ。