思い出のなかの八ケ岳1 | 晶の八ケ岳のんびりノート

晶の八ケ岳のんびりノート

草花の作品をつくりながら自然をたのしんでいます。夫婦で西八ケ岳へ移住。自然・お庭・アトリエの物語をゆっくり紡いでいます。

八ケ岳は学生時代、社会人時代にも幾度となく訪れた地でしたが、特に結婚してからは家族で年に何度も訪れ、旅行先のほとんどがこちらになっていました。

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宿や施設もお気に入りの、秘密にしておきたい場所ばかりで、ほとんど人に伝えることもありませんでしたが、自分のためにももう一度振り返って整理したいと思い、ときどき記事にもしていこうと思っています。

 

 

2001年のGW、私は妊娠中でしたが、安定期ということもあり、気分転換に八ケ岳南麓で三泊四日過ごしました。

 

小淵沢にある「えほん村」さん。現在もあります。子どもと過ごすのもいいでしょうが、大人だけでゆっくりと絵本を読んで過ごすのもとてもいいと思います。この写真の木製家具の並んだお部屋がとても好きでした。

 

 

 

 

 

甲斐大泉に昔あった「絵本の樹美術館」さんは、現在は「ターシャテューダーミニミュージアム」。このときは野鳥の絵画で有名な薮内正幸さんの展示でした。森のなかにひっそりと佇み、とてもよい企画展もあり、ときどき訪れていました。まだ白州に薮内正幸美術館が設立されていない、薮内さんもご健在のころでした。

 

 

 

 

 

清里高原のペンション、バーネットヒルさんに宿泊し、部屋の窓から写した風景。とても静かな森のなかにある、大人のための宿泊施設という雰囲気でした。子どもが生まれてからはさすがに静かな宿には遠慮して泊まらなくなってしまいましたが。

 

 

 

 

清里の萌木の村のオルゴール美術館にも来ていました。ここももちろんまだあります。何度か来観しました。森のなかでゆっくりこういう古いものや音楽にむきあえるのはよいものですね。

 

 

 

 

 

いつも宿泊していたのは清泉寮。ほんとうにすばらしいところです。この頃は本館しかありませんでした。創設者のポールラッシュさんはクリスチャンの方なので教会もあります。私はそういった信仰はないのですが、この場所は四方にすばらしい山々があり、貧しかった人を救う目的の開拓地ということもあり、祈りの場があり、薪の音のはぜる暖炉があり、来たとたんに全身がやさしくなるのを感じるのです。

 

「X」の文字は、キリストの十字架に敬意を示し、同じ形では失礼なのであえて斜めにして崇拝を表したと聞きました。

 

 

 

 

 

 

道の駅南きよさとの5月風景。この年に初めてこの風景を見て、見事だと感動しました。今でもまだ鯉のぼりの風景は見られると思います。

 

 

 

実はこの道の駅のすぐ近くに私の父方の先祖代々のお墓があり、この頃は両親も祖母も健在で、お墓参りに行くこともあまりなくて意識していなかったのです。それでも、やはりなにかのご縁があったにちがいなく、この後もたくさん訪れ、のちに移住までしてしまった私たちです。ご縁に感謝を感じています・・・。

 

 

 

<2001年春の写真より>