こんにちは。


今日は種の話を少し。



私が参加している安曇野パーマカルチャー講座では

シードバンク設立に当たり種を貯蔵する為のシードハウス建築に

とりかかっています。



シードバンクって?


簡単に言うと

日本の歴史ある固定種、在来種の種を守り後世に

受け継ぐため、種の保管と貸し出しを行います。


何故そんなに固定種、在来種にこだわるのか・・・



今、日本で栽培されている作物のほとんどがF1種(エフワンシュ)

と言われるものです。一代交配種ともいわれます。


これは、遠い親同士を掛け合わせて出来た種で

その種(子供)を播くと、形の揃った作物が沢山とれるのですが、

その子供の種(孫)を播いても同じものは育たない一代限りの種です。


形の揃った作物が出来なければ

今の日本の市場には出せない、

となると、農家さんは毎年新しい種を

種苗会社から購入しなければならなくなります。


同じ物が育たないだけならば、その種を毎年毎年育て続け、

その土地の気候や風土を種に記憶させていけば、4~5年で

形状や収穫量なども安定した種に生まれ変わらせる事も

できるようですが(気の遠くなるような作業が必要ですが)、

それだけではなくF1種の中では種の採れない種もあるのです。


要は、雄しべのない雌しべだけの奇形の種です。


種ができない=子孫を残せない


そういう遺伝子を持った作物を私達は食べています。


これを毎日、何十年も体の中に蓄積をして

本当に体に影響がないのか・・・


今は影響ないかもしれない、

でも、世代を経て行く中でどんどん蓄積されていく事を考えると、

あまり楽天的に考えられる事ではないと思います。



私達の体は食べたもので出来ています。


何を選んで食べるかは本人の自由かもしれませんが、

食べ物が私達に与える影響は計り知れないものがあります。


現代の世の中は、早く、沢山、安く、珍しい物を、といって

どんどん物を流通させています。


消費者のニーズに答えようとする市場の努力?

と言われればそうかもしれませんが、

それに流されしまっている私達のあり方も考え直す必要が

あるのではないでしょうか。




<参考>

■KAI Presents 「EARTH RADIO」連動企画


http://www.kaitouchearth.jp/radio/

http://www.kaitouchearth.jp/radio/archive/nagano/

http://motion-gallery.net/projects/azumino_seedbank


■書籍


自然とつながる食生活