天然・人工・無農薬・・・気にする必要あるのかな!? | ~原点回帰~

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いらない思考や思い込み、余計な執着を手放して 『原点回帰』 しませんか?

私はいつも疑問に思っていることがあります。

 

いったい、どこからが天然でどこからが人工か・・・と言うことです。

 

私の実家には、タラの木・葉わさび・こごみ・ウルイ・ふき・ユキノシタ・三つ葉・・・等の、『何年も前に私が山から採ってきた山菜』が植えてあります。

これって天然物?栽培物?

 

また逆に、何年も前に種を蒔いた青ジソやミントは毎年たくさんの種を飛ばして、敷地外の空き地やあぜ道にも生えてきます。

この敷地外のシソやミントって天然?栽培?

 

話は変わりますが、先日『天然酵母のパン』を焼きたくなったので、ぶどうやリンゴを水に浸けて天然酵母を取り出してみました。

しかし、パンをこねながらふと思ったのは『元々ぶどうやりんごに付いていた酵母菌は極僅かで、ほとんどはビンの中で新しく培養された酵母菌じゃないのかな・・・』と言う事です。

もしそうだとすれば、天然酵母と言っているだけで本当はビンの中で人工的に培養された酵母菌に過ぎないのでは?

人間がゼロから酵母菌を生み出す事は出来ません。

もともとは全て自然界にあった酵母菌を人工的に培養させて大量生産しているだけです。

 

ってことは、りんごやぶどうから酵母を起こしても、そのほとんどは人工的に培養された酵母菌な訳ですから、規模が違うだけでお店のイースト菌と何も変わらない様に思います。

 

 

結局、人間が人工的にゼロから生み出した物なんて何一つない訳で、全ての物はもともと地球上に存在していた物を分解したり組み合わせたりして形を変えているに過ぎません。

 

エームスショックと言われる様に、無農薬や有機栽培の野菜や果物の方が、農薬だらけの物よりも遥かに自然毒が多くて発がん性も高い事が判っています。

 

農薬や添加物を避けながら、農薬などが何故体に悪いのか・・・と言う理由も知らずに、本当はもっと体に悪い事を知らずにしている方が多過ぎる様に思います。

 

 

どれだけ体に有効な良質のたんぱく質を摂っても、リーキーガットではアレルギーや膠原病の元となってしまいます。

 

消化器官が元気で活発なら、少々の毒素も吸収せずに排泄してくれますが、消化器官が傷つき弱っていると、毒素が流入するだけでなく、どれだけ体にいい物も分解出来ずにまともな形では吸収出来ません。

 

 

もちろん遺伝子の修復には天然の食材は必須ですが、天然や人工、有機や無農薬に拘る前に、自分の体を見つめ直して『今の自分の体は何を欲しているのか?』に気付ける感覚を身につけるのが先だと思いませんか?

 

万人にとっての共通した健康法なんてありませんよ!

テレビや雑誌の健康法を実践しても、万人が健康になれる訳ではありません。

 

同じ物を食べて、同じ行動をしたとしても、ある人には薬となり、ある人には毒となります。

 

本当の意味で、あなたの健康を管理できるのは、あなた以外ににはいないと言う事を覚えておいて欲しいです。