以前から何度も何度も『病は気から』という事は言っていますが、病というのは体に現れる症状や体の状態のことであって、『体そのもの』を造っているのは、誰が何と言っても食べ物や飲み物です。
言わば、食べ物や飲み物は『体の材料』であって、その材料や体を操っているのが心というわけです。
どれだけ正常な心の状態を保つ事ができたとしても、材料が足らなかったり、正常でなければ丈夫で健康な体を維持するのは難しくなります。
そこで今回は、材料としての食べ物のことを少しだけ書かせていただきますね!
現代、お店で売られているほとんどの食材は『飼育』(養殖)もしくは『栽培』された物で、『天然』(自然)の物はほとんどありません。
お店で買える天然物と言えば、養殖の出来ない回遊魚や松茸の様に栽培できないキノコくらいだと思います。
逆に野生の生き物は、当たり前ですが飼育や栽培ではなく天然の物ばかり食べています。
私は、休みの日はほとんど山などの自然の中で過ごす事が多いのですが、野生の生き物は冬眠前に体を太らせる事はあっても春には元に戻っていて、メタボ体型と言うのは見た事がありませんし、野生の生き物には生活習慣病や成人病も存在しません。
怪我や感染病、食中毒にかかる程度です。
メタボ体型になったり病気になるのは、人間や人間に飼育されているペット、または人間の食料の残骸を食べているドブネズミやアライグマ等だけです。
ここで考えていただきたいのですが、ドブネズミやアライグマ等は飼育されずに野生に生きていながらもメタボ体型になったり病気になったりしていると言うことです。
これは、『人間と同じ食べ物をたべているから』ではないでしょうか?
肉牛、豚、鳥、魚・・・早く出荷させるために成長ホルモンを与えて、細胞が肥大化しています。
野菜、果物・・・これまた成長促進剤を与えて、細胞が肥大化しています。
こんな通常よりも成長を促進させて細胞が肥大化した食べ物ばかりを材料として造られた体が、肥大化しない方がおかしいと思いませんか?
また、その他さまざまな化学薬品なども飼料や肥料として混入されています。
病気にならない方がおかしいと思いませんか?
お店で買える飼育物や栽培物の遺伝子は『肥大化』のスイッチがオンになっています。
それらを避けることは難しと思いますので、せめて週に数回は回遊魚などの天然物を買ったり、自然に生えているヨモギやスベリヒユ、セイタカアワダチソウ・・・等の野草を摂り入れられてはいかがでしょうか?
天然物には『遺伝子を正常に戻す』作用があるらしいですよ!
ちなみに私は、添加物だらけの甘い物やジュース、揚げ物、炭水化物等、何でも食べていますが、天然のきのこや野草、魚、ジビエ等、自然の食材もかなり豊富に取り入れています!
また、今年は作れていませんが、20年ほど前からほぼ毎年ブドウやハチミツを発酵させて、生きた天然酵母たっぷりの自家製ワインやミード(もちろんアルコール度数は合法内)も作って飲んでいましたよ(*^^)v
正常な体を造る鍵は『天然物』が握っているように思います。