若き見知らぬ者たち【邦画】
2024年作品
やりきれない作品
磯村勇斗は、なんとなくだけど、作品を選んで出演している気がします。
ヤングケアラー、親の借金、昼は土方、夜は親が残したスナック。これでもかという、自分では抗う事の出来ない、境遇。
どこかに、誰かに、救いを求める事は出来なかったのか。
そのどこかは、公的機関が担ってくれはしないのか!
劇中の半分くらいで、主人公である風間彩人(磯村勇斗)は、スナックにに訪れた酔っぱらいの若者なのか、その筋の者なのか、理不尽な暴力と、警察のよく確認もしない思い込みの暴力で、亡くなってしまう。
どうして・・・。スナックを捜査すれば、わかる事でしょう。
警察の隠蔽に、こうして権力に殺されるのだと感じた。
風間彩人(磯村勇斗)の弟に、風間壮平(福山翔大)。
亡き父から叩き込まれた格闘で、チャンピオンを目指す。
長回しのシーンが目立つ中、格闘の試合のシーンは
圧巻の「7分1カット」撮影だそうだ。
演じてるいる福山翔大さんは、過去の出演作品を見ても、誰?って感じですが、その分、一年かけて、この長回しの試合シーンのために、準備してきたそうです。売れっ子じゃ、ここまでの役作りは難しいですよね。
みろるは、試合シーンのカメラワークで、酔ってしまいそうでした。
二人の母、風間麻美(霧島れいか)は難病を患い、徘徊、問題行動がある。風間彩人(磯村勇斗)が、その世話を担っているのだが、私がこのようになったら、誰が面倒見てくれるのだろう。入れる施設や病院は、あるのだろうか?と、特別な事ではない、誰でもその立場にならないとはいい切れないのだ。
所々、幸せだったころ、夫婦の歯車がずれてきたころ、父の死と、最初から、苦しい人生だったわけじゃない。そういうシーンが、合間に出てくると、更に、風間彩人(磯村勇斗)の人生に、やりきれなさを感じる作品でした。
また、セリフは少な目で、ひとつひとつシーンに意味があり、役者の力量が問われる作品でもあった気がします。
簡単なスートリー
風間彩人(磯村勇斗)は、精神疾患を患った母:風間麻美(霧島れいか)の面倒を見ている。父:東(豊原功補)が残して借金の返済で、一日自由働いている。いっぱいいっぱいの生活に、恋人:日向(岸井ゆきの)が寄り添う。友達:大和(染谷将太)の結婚パーティの夜、お店に3人組の酔っぱらいが現れる。暴力の末、連れまわされ、警察が駆けつける 。松浦(滝藤賢一)は、仲間だと決めつけ、磯村の話を聞くどころか、制圧というなの暴力をふるう。口に詰めたタオルで、パトカーの中で、瀬戸(東龍之介)の横で危篤となる。病院に搬送されるが、亡くなってしまう。真実を隠ぺいする警察。詰め寄る友人 大和(染谷将太)。
格闘の試合で、この理不尽な兄の死の怒りを力に変えた、弟の風間壮平(福山翔大)。日向(岸井ゆきの)は、磯村の子を宿し、母と食事をとる。風間彩人(磯村勇斗)の周りの人間の、それぞれの中に、風間彩人(磯村勇斗)が生きている。そんな感じのラストでした。
覚書
原案・脚本・監督
内山拓也
風間彩人(磯村勇斗)
風間壮平(福山翔大)
風間麻美(霧島れいか)
東(豊原功補)
日向(岸井ゆきの)
大和(染谷将太)
唯(滝七海)
松浦(滝藤賢一)
瀬戸(東龍之介)
由梨(長井短)
