蜜蜂と遠雷【邦画】
2019年作品 東宝
鑑賞する時間を選ぶ作品
もう 素敵![]()
ピアノの音色が心地良くて。
演奏がよくって![]()
途中、気持ちよーく 寝ちゃいました![]()
ちょうど、お昼食べて、さて、モラオもいないし、
映画見ましょうと、椅子に座り、鑑賞開始。
静かに流れるような物語の展開に
前半は、時折り、ピアノ演奏。
ここで、睡魔が・・・![]()
いつもは、欲望のままに、ベッドで昼寝しちゃうんですけど、
見たいのですよ、この作品が。
主演、松岡茉優ですから![]()
でも、気が付いたら、小野寺昌幸(鹿賀丈史)の指揮で、オケとの演奏が始まっていました。
慌てて、覚えているところまで巻き戻して、見直しました。
心をリラックスさせ、気持ちよくさせてしまう演奏。
演奏は、プロの方々。
寝てしまうのは、良い事かどうか分からないけれど、リラックス効果はあったわけです。
見どころの一つに、プロの演奏というのがありました。
鈴鹿央士の初々しい演技に、
スカウトされたのも、うなずけた
テレビドラマで見る、鈴鹿央士は、イマイチ、役に合っていないのか、魅力を感じていませんでした。
でも、この作品では、ロケ先の高校で広瀬すずがスカウトするよう助言したというのも、うなずけた、独特の瞳をもった鈴鹿央士がいた。
天才ピアニスト。それも、名家の出ではない一般人。
世界最高峰のピアニストからの推薦状を持つ、謎の少年。
その瞳と所作に、びっくりした。
相当練習したであろう、ピアノを弾くシーン。
もちろん、指の動きだけの演技だろうけど、音と指が合っていないと、鑑賞した人には、興ざめですから。
それならいっそのこと、ピアノを弾いている演技だけで、いいのです。
他の役者さん、松岡茉優と、森崎ウィンも、一部ではあるけれど、本当にひいているかのような、指の動きをしていた。
役者魂!に脱帽でした。
ラストもよかったなぁ。
簡単なストーリー
芳ヶ江国際ピアノコンクールに、出場する、
天才ピアニストの卵たち 4人の物語。
こどもの頃から、天才ピアニストとして、母と二人三脚で歩んでいた栄伝亜夜(松岡茉優)。
母を亡くして、葬儀の途中で出演したピアノ演奏を、投げ出してしまってから、表舞台にたっていなかった。
復帰する舞台に、コンクールに出ることに。
途中何度も、離脱しそうになるけれど、幼馴染のマサル(森崎ウィン)と、謎の少年(鈴鹿央士)、おじさん 島明石(松坂桃李)との触れ合いの中で、ピアノの楽しさ、自分を取り戻していく。
コンクールのラスト。
優勝は、マサル(森崎ウィン)だった。
2位に 栄伝亜夜(松岡茉優)。
2位だったけど、明るい未来が開けたようなラストでした。
覚書
2019年 東宝
監督
石川慶
原作
恩田陸
脚本
石川慶
ピアノ演奏
河村尚子 福間洸太朗 金子三勇士 藤田真央
オーケストラ演奏
東京フィルハーモニー交響楽団
栄伝亜夜(松岡茉優)
高島明石(松坂桃李)
マサル・カルロス・レヴィ・アナトール(森崎ウィン)
風間塵(鈴鹿央士)
高島満智子(臼田あさ美)
仁科雅美(ブルゾンちえみ)
ジェニファ・チャン(福島リラ)
ピアノ工房 (眞島秀和)
受付 (片桐はいり)
菱沼忠明(光石研)
田久保寛(平田満)
ナサニエル・シルヴァーバーグアンジェイ・ヒラ
嵯峨三枝子(斉藤由貴)
小野寺昌幸(鹿賀丈史)
