ゴールド・ボーイ
邦画 2024年作品
面白かった
とっかかりが、殺人シーン。
殺人物、刑事ものかと、漠然と見ていた。
だけど、子供たち3人、13歳の少年少女が物語に入ってくる。
次第に、主演が、岡田将生ではなく、少年たちに移行していく。
ぐいぐいと、引き込まれていき、
少年と少女のデートシーンだけが、ほっと一息つく場面だった。
後半は畳みかけるように、展開が加速度を増していく。
気が付いたら、岡田将生が殺害され、この物語の主演は、少年たちだと気づかされる。
そうだタイトルは、ゴールド・ボーイだ。
少年が主人公だと、タイトルについているではないか。
そんなことすら、忘れてしまう、作品でした。
岡田将生の、完璧なほどの殺人計画と実行。
動機は、会社の乗っ取りと、遺産目当てだそう。
だけど、それだけかなぁ。
妻の不倫?
こども、安室朝陽(羽村仁成)の、13歳だから罪にならないということ、頭の良さが手伝って、その頭の良さが殺人をいとも簡単に実行し、自分に心寄せる少女すら利用し、完全犯罪を目論む。
原作とは、結末が違っているそうです。
どのあたりから、オリジナルなのか、分かりませんが、
いい落としどころで、終わった気がします。
子供たちを演じた子たちの、今後の活躍が楽しみです。
あっ、舞台は沖縄。
素敵な景色でした。
行ってみたいよ
簡単なストーリー
地元の大企業、東HDの社長(会長?)夫妻が、崖から突き落とされ殺される。殺害したのは、娘婿の東昇(岡田将生)。
その様子を、偶然、動画撮影してしまった、少年少女たち。
安室朝陽(羽村仁成)は、お金になると、岡田将生を脅して取引しようとする。上間夏月(星乃あんな)と上間浩(前出燿志)は、協力する。
岡田将生の妻が愛人と共に事故に合い、死亡。愛人は重傷。
これで、岡田将生は、会社も遺産も手に入る。
ここで、朝陽は、離婚した父とその妻の殺害を計画する。
結果、上間兄妹と岡田将生に手伝わせる。
完全犯罪を共有した4人。
岡田将生は、少年少女を殺そうとした。
兄妹は亡くなるが、朝陽は、死んだふりして、隙をつき、岡田将生を殺害する。
これで、完全犯罪になると、思いきや・・・。
死んだはずの少女から事件のことを書いた手紙を、母である黒木華に見られてしまい、バレて、真相を話してしまう。
母は殺されるところだったが、朝陽は買い物に出ていく。
だが、母は、その会話を刑事にスマホを通じて聞かせてしまう。
朝陽の、後ろ姿で、ラストでした。
覚書
監督
金子修介
原作
ズー・ジンチェン
脚本
港岳彦
主題歌
倖田來未
東昇(岡田将生)
安室香(黒木華)
安室朝陽(羽村仁成)
上間夏月(星乃あんな)
上間浩(前出燿志)
東静(松井玲奈)
打越一平(北村一輝)
東巌(江口洋介)
ゴールド・ボーイ
