わたしの宝物【2024秋ドラマ】 | nature-adocument

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わたしの宝物

【2024秋ドラマ】

フジ 木曜ドラマ

 

托卵がテーマの重々しいドラマのはず・・ 

 

事前のドラマの紹介では、托卵がテーマの重々しいドラマ。

主演が決まっていた女優さんが降板し、急遽 松本若菜に変わったという、ネット記事で読みました。

 

 

ストーリー

精神的DV夫・神崎宏樹=田中 圭との関係に疲れ果て、中学の時に出会った冬月稜 =深澤辰哉と再会し、一夜をともにした後、神崎宏樹=田中 圭に無理やり〇〇〇されて、妊娠が発覚した、主人公の神崎美羽=松本若菜の苦悩。

 

海外の事故で死んだと思われていた冬月。

子供は、検査の結果冬月の子だった。

美羽は、宏樹にそのことを隠し、結婚生活を送る事を決める。娘:栞が生まれると、子煩悩な宏樹になる。

実は、もともとは、いい夫だったのだ。

幸せの美羽の元に、死んだはずの冬月との登場。

水木莉紗=さとうほなみと小森真琴=恒松祐里のまったくもって余計な事するし言うし、ひっかきまわすし、宏樹の会社と絡みあるし。

自分の子ではないと、知った宏樹。

 

最後は、離婚するかとおもいきや、夫婦再生、再構築成功。

 

 

感想 

 

托卵がテーマだと、専門性があるドラマかと思ったけど、結局は、妻が浮気しました。原因は、夫のDVです。結果不倫相手の子供が出来ました。乗り越えて、夫婦仲良くなりました。と、托卵からかけ離れてしまったドラマ。

 

避妊した?失敗?の、冬月との〇〇〇が、脇が甘い。

だいたい、いたしておいて、子供が出来ることを考えなかったのか?再会した美羽を見て、まっさき計算して、もしや自分の子?と、真っ先に思わないところが、男の脳であって、その後、この二人は家庭を持つのはむずかしいと確信した。

 

最後は、夫婦仲良く暮らすか、美羽はシングルマザーを選ぶのだと確信。だから、物語が進むにつれ、宏樹よりの見方になってしまいました。

 

托卵じたい、私は、実際に見ている。お産で知り合った人は、どっちの男の子供かわからない状態だったそう。両方の血液型が同じだったので、経済的に余裕のある人と結婚したという。生まれてみたら、もう一人の相手の方に似ていると、言っていましたね。その後、どうなったのか、わかりません。なので、架空の話ではなく、実際にあるだろうなと。

 

ただ、自分の子だと疑いもせず、愛情を注ぎこめばこむほど、宏樹の気持ちを思うと、辛くなってしまう。

その宏樹を救うのが、喫茶店のマスター浅岡忠行=北村一輝だ。いい味出しているし、本当にいいことを言う。このドラマの要だった。

 

今まで見てきたドラマや映画でも、お腹の子は自分の子じゃないと知りつつ、結婚するお話はありました。自分の子じゃない子を、育て家族になる話は、よくある。リアルでもあるよね。再婚とか。

 

でも、知らずに、育てていった先の、違っていたショックは計り知れない。そういう意味では、托卵というテーマに沿っていたのかもしれないですね。

 

あと、前半の宏樹のDV。美羽は毎日辛かったと思うけど、完全に会社生活でハワハラ、部下からの悪口、まじめな性格で手を抜けない。作中にも、宏樹は精神疾患を疑い苦しんでいますが・・・鬱でしたよね。自分の苦しさを、美羽に当たっていた。だって、心の底では美羽の事をちゃんと愛していた。なんだかんだ言っても、ベッドは一緒だったじゃないか!

だけど、毎日、あんな態度でいられて、子供もいなかったら、離婚を選択するんだと思う。だけど、美羽は、その選択肢はなかった。以前の、優しく楽しい宏樹を忘れられないからだ。

 

最後に、離婚を決意する美羽。その根底は、宏樹に対する愛だったと、思う。夫婦再生で、納得のラストでした。

 

覚書 

神崎美羽=松本若菜

神崎宏樹=田中 圭

冬月稜 =深澤辰哉

水木莉紗=さとうほなみ

小森真琴=恒松祐里

夏野かずみ=多岐川裕美

浅岡忠行=北村一輝




脚本
市川貴幸

主題歌
野田愛実 『明日』