帰省の目的 | nature-adocument

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・・・一度しかない人生あきらめずに生き抜こうと思います・・・

初夏。

 

本格的に暑くなる前に、田舎の両親のところに、帰省しました。

 

目的は、

エンディングノートの記載

です。

 

今まで、終活的な話は、一切できなかったんです。

しいて言えば、お墓を購入する時に、パンフレットを見せられたくらい。

私は、『今や、墓じまいする人が多いのに、お墓を買うの?私は、墓参りしないからね。』と、言ったくらいです。

だって、実家遠いんだもん。動けるうちはいいけど、そうじゃなくなったら、行けないからね。期待持たせるよりは、行かないと言っておいた方がいい。

 

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私には弟がいて、事前に、どんな事を聞いておいた方がいいかと、相談しました。

基本は、法務局でダウンロードできる、エンディングノートに準じた内容を聞き取るということで、落ち着きました。

 

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聞きにくいよね。

 

『もし』じゃなくて『死んだら』って、前提で話を聞くんだもん。聞かれる方も、嫌だと思うし。でも、困るのは、私と弟。弟は、仕事があるから、結局、働いていない私が、手続きにほんろうするんだろうし、出向くにしても、日帰りできない距離感たっぷりの田舎町。

 

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内容は、エンディングノートに書かれていること。

聞き取りに、3日かかりました。

 

特に大変だったこと。

お墓の権利証が見つからなくって、帰る直前にやっと出てきた。

お墓は、私は面倒見れないけど、弟が元気なうちはみると言っていいるし。とりあえず、連絡先をメモしてきた。

 

葬儀の事。

父は、『うちは、神様だ、お寺じゃない』と、言う。

事前に弟から、そう聞いていたので、ネットで『神道』だと知り、だいたいは把握して臨んだ。そこから、今付き合いがある神社なんてないし、どこの神社にお願いするのか?とか、細かい希望を聞いてみた。

父は神道、母はお寺と言い出した時は、すり合わすのに苦労しました。

あとね、通夜・告別式(お寺バージョン)は、しなくていい。

直葬がご希望とのこと。

 

でもね。私は、家族だけでいいから、十分な別れの時間が欲しいと思っている。簡素でもいいから、自分を納得させるために、時間が欲しい。と、考えている。それ、ちゃんと、両親に伝えました。

 

法要はどうするのか?

これも、両親はしなくていいと。

私も、法要の代わりに、弟と会ってごはん食べて、両親の話をする機会でいいと思っている。

 

そして、いつかは、田舎から出て、私や弟の近くに来るか?と、提案した。

両親は、首を縦に振らなかった。

田舎から離れたくない、最後まで、田舎にいたいと。

生活が出来なくなったら、田舎にある老人ホームに入りたいと。

 

最後まで、私や弟に面倒をかけたくないという気持ちと

人生の大半を過ごした土地から離れたくないと、

両方になんだろうな。

 

絶対、私では、決められないことがある。

延命治療だ。

両親は一切しないで欲しいと、希望していた。

この言葉を聞いて、心が軽くなった。

 

他にたくさん聞き取りましたが、一応希望は希望。

可能な限り、叶えたいと思います。

 

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エンディングノートは、確かに法的効力はない。

けれど、残された子供や孫が、迷ったとき、手続きで困ったときに、助けになる。

 

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私のエンディングノートは、書いていないけど、

弟には、意思は伝えてある。

モラオじゃないところが、ミソですね(笑)