先に書いておくね。
すみません、無駄に長くなりました
2月14日
みろるは、酷い風邪をひいて、
買い物すら行けない状態で、
息子たちにチョコをプレゼントする余裕なしでした。
そんな夜。
モラオが、神妙な顔つきで帰宅した。
モ『会社の女の子からチョコをもらった』
20年以上前から、会社の女性からのバレンタインのチョコの贈呈がなくなっていた。
昨年春に、高校の新卒で入社した、女の子からだという。
(モラオは、その子が、苦手。息子より若い子は、どう扱ってよいかわからないらしい。)
モ『なんか困っちゃってよ~』
みろる『どんなのもらったのさ~みして~(北海道弁丸出し)』
と、モラオが出したのよ。
よく子供のイベントとか、ちょっとした集まりに、出るような・・・。
A6サイズくらいの袋に
個包装になったお菓子が 5-6個入っている
※ イメージはこんな感じ。中身は一口チョコ(明治のアソートパック)と、チュッパチャプス、計5個。
これが、会社の人に渡す、チョコかね。
びっくりだよ。
会社内の男性たちは、ざわざわしているらしい。
なにせ、約20年ぶりの義理チョコだ。
こんなんでも、うれしいようで、そういうざわざわ感。
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しばらくして、みろるが道路を逆走した日。
百貨店に行くからと、ついでにモラオに提案した。
みろる『〇〇ちゃんからもらったチョコのお返しどうするの?大丸行くから、買ってこようか?』
モラオ『いらない。みんなでまとめて、買うかもしれないし・・・。』
あ~ そうですか!いいんですね。わかりましたよ!
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ホワイトデー前日。
みろるは、通院の予定があり、外出していた。
出先で、電話が鳴る。
モラオからだ。
『なんでもいいから、お返し買ってきて。みんな(チョコもらった会社の人のこと)、お返し渡しているみたいだ』
と、のこと。
みろる『今頃、何言ってんのよ!私はこれから病院なのよ。』
で、みろるは、通院の時間もあるし、百貨店まで行く時間もない。
で、病院周辺のイオンに行った。
ホワイトデーの催事場の棚はスカスカ。
菓子店のテナントを見ても、若い女の子に
菓子折りって、可愛そうだな。
私ならOKだけどね。
戻って、催事のスカスカの棚から、見つけた。
ゴディバ(GODIVA)
これだ!
残念ながら、1100円と2200円の小さいタイプしかない。
しかも、残り各一個。
1100円は、息子の職場のかたにもらった、お返しに・・・。
2200円のタイプは、モラオに・・・と、購入。
みろるのは・・・ない。
ついでに、自分用にゴディバ(GODIVA)getしたかったな。
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モラオが帰宅して、ゴディバ(GODIVA)を見て
一言。
モ『ちっちぇーな!こんなもの渡せるか!』
と、怒った。
みろる『じゃ自分で買えばいいじゃん。高級チョコレートだよ。』
モ『〇〇ちゃんが、高級チョコレートだって知るわけがない。まだ子供だぞ。田舎から出てきたばかりなんだし。ゴディバ(GODIVA)って、俺知らないし!』
みろる『いいから、持っていけ!紙袋に入れたまま渡すんだよ。ロゴ入りの紙袋に入れるのが、大事なんだから!』
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3月14日 ホワイトデー当日の夜。
文句言いながら、ゴディバ(GODIVA)を持って行ったモラオ。
上機嫌でご帰宅です。
みろる『みんなお返ししていたの?ちゃんと、〇〇ちゃんに渡したの?』
モラオ『おーーっ、アサイチで〇〇ちゃんに渡したぞ。そしたら、ちょっとしてから、俺のデスクに直接お礼に来たんだ。』
みろる『それで?』
モ『「モラオさん、こんなに高いの、頂いていいんでしようか?」って〇〇ちゃんが言うんだよ~。まいっちゃったな。喜んでいたよ。』
みろる『それで、〇〇ちゃんはゴディバ(GODIVA)が高級チョコって知っていたの?』
モ『知っていたよ。《うちのが選んだんだ。よかったね。》って言ったよ』
と、ご機嫌だ。
持ち帰るのに困らないコンパクト。
知名度のある高級チョコ。
しかも賞味期限が長い。
私のチョイスに間違いはなかった!
私には、喜んでもらえる確かな自信があった。
恥ずかしながら、高級チョコ(菓子)ブランドは
ゴディバ(GODIVA)
しか、知らない。
私でも知っているのだから、他の女子は
みーーーんな知っていると、思っていたからだ(笑)
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余談
会社の人は、菓子折りとか、生のケーキを渡した人とか
大は小を兼ねるって、大きいものが多かった模様。
〇〇ちゃん、持ち帰るのが大変だったらしい。
しかも、帰宅時は、そこそこ雪が降っていたし。
しかも、車通勤ではなく、交通機関で帰るって。
誰か、自宅まで、送ってやれよ!って、みろるは思ったのだよ~。
長いのに、読んでくれてありがとう。