ベイビー・ブローカー
2022年作品
監督・脚本 是枝裕和
制作 韓国
ロケ 韓国 ソウル 釜山
しまった・・・確認すべきだった
みろるは、昨今の韓流ブームにまったく乗らないタイプ。
敢えて、韓国作品を見る事はない。
嫌いじゃないよ。
独身の頃・・・今みたく身近じゃなかった頃。
友達と旅行に行きましたから。
初海外旅行でした。
さて、この作品は、制作が韓国。
監督・脚本・編集が是枝さんだ。
彼の作品なら、見ておくべき的な、位置づけです。
なので、何も考えずに録画して、さぁ みるぞ!と、気合入れてみたら・・・。
字幕
全編韓国語
あ~。
吹き替え版で、民放で見たかった
画面と字幕をガン見しながらの視聴はきつかった
目がショボショボ
それに、韓流を知らないので、登場人物が
まったくもって、名前も顔も知らない。
頭の中フル回転で休憩をはさみながら、見終えました。
ベイビーブローカー、人身売買について
丹念に調べ上げ、精査し、悪なんだけど
つかの間の家族を、是枝風に仕上げた作品。
ラストは、これまたこの監督の定番であろう
『見るものに委ねる』見た人それぞれの感想と結末を
と 言ったところかな。
劇中、音がない。
静かな中、映像と字幕だけ見ていたら、
本を読んでいるような感覚だった。
俳優さんたちの演技も所作も、見ている余裕がないのだ。
静かな中で、ウソン(ベイビー)が、可愛いのだ。
皆が、それぞれ世話をする。
手足をパタパタとさせている姿は、懐かしい。
ウソンを囲み、疑似家族になっていく。
その流れるような過程は、世の中に提示している課題なのだ。
少子高齢化が進む日本。
この作品は、決して非現実のことではない、近い未来なのだ。
吹き替え版が放送されても、もう一度見る気になれない。
赤ちゃんを、売るとか、買うとか。
子供を捨てるとかって
辛すぎる。
一度、見れば十分だ。
私は、以前交流があった方は、里親になりました。
リアルは、当事者ではない、聞いている立場でも
思うところがあるものです。
現実なのです。