僕の大好きな妻!
2022年夏ドラマ
フジテレビ 土ドラ枠で放送
制作 東海テレビ
障がい者の啓発ドラマ
どうやら、この作品は原作が漫画で、
作者をモデルにした ノンフィクションのようです。
発達障害の妻を見守る、出来た夫が主人公なんだろう。
どう見ても、夫兼、友人兼、支援者になってしまっている。
そして、妻の方は、演技とは思えない、
そのままなんじゃないの?と思える、モモクロちゃんの赤、百田さんだ。(褒めてるんです)
終始、明るい妻のおかげで、
暗くなりがちな障がい者のドラマが
明るい未来に見えてくる。
楽しく、ほほえましく、好感をもって
イッキミした、ドラマです。
簡単なストーリー
新婚夫婦、妻が自分で調べて、大人の発達障害では?と
精神科を受診し、確定診断を受ける。
妻の行動を理解し、支える夫。
それにこたえる妻。
夫の職場の人たちも、理解して妻と対等に接してくれる。
後半は、仕事編。
アパレルの接客の仕事を通して、
発達障害の特性の理解とトラブル時の手だてを
紹介しています。
***最終回***
妻と働きたくないという従業員を
店長は、働き方を工夫して理解を求め、
妻が働くというところで、最終回です。
あっ、夫は、漫画のアシさんから、
妻の事をネタにした漫画で、デビューし、
連載開始という感じでした。
辛口でごめん
タイトルにひかれて、楽しそうなドラマなんだろうなと
録画していたのを、イッキミしました。
辛口な感想になるけど、
父はうーーんしょうがないだろうけど、
母は、なぜ気が付かない。
子供のころのエピソードは、障がい児の特性を
充分に示していたし、他の子と違うのは明らかだ。
友達のとの関係性、授業参観、運動会・・・。
機会はいくらでもある。
本当は気が付いていて、親が『発達障害』という現実から
逃避していたにすぎない。
また、一日の多くの時間を過ごす学校の関係者。
見て見ぬふりをしていた罪は、重い。
二次障がいに苦しむ、妻が痛々しかった。
次に、発達障害の妻の働くお店の店長役に
雛形あきこ。
雛形さん、若いころ、『聖者の行進』というドラマで
発達障害(当時は知的障がいと呼ばれていました)の
女性を演じていました。
内容はこちらを・・・
当時演じた障がい者の世界と、
今回演じた世界観をどう感じただろうか?
それを意識した、キャスティングだったのだろうか。
そんなことを思ってしまいました。
辛口でごめんなさいね。
【キャスト】
北山知花=百田夏菜子
北山悟=落合モトキ
野村萬坊=小倉久寛
佐竹学=徳重聡
荒川ゆみ=結城モエ
河口たかひろ=古川毅
加賀貴子=雛形あきこ
宮野森楓=中田喜子
【原作】
ナナトエリ・亀山聡
「僕の妻は発達障害」
(新潮社 月刊コミックバンチ連載中)
【主題歌】
「なんとなく最低な日々」
ももいろクローバーZ
【制作】
東海テレビ