私には、破壊への欲望が抑えられないときがあるらしい。
例えていうなら、
砂場で砂の城を作っている。
より良いものを作るのなら、
離れたところにある、水飲み場から
バケツに水を汲んで運び
砂を混ぜて、形を作っていかねばならない。
やっと、出来た、完成というところで
私の欲望が抑えられない。
一気に、崩し、メチャメチャにして
なかったことのようにする。
しかし、水分を含んだ砂は、乾ききっておらず
そこには、確かに、砂の城を作ったという痕跡が残る。
『私は、なぜ、壊してしまったのだろう』
一人で作っているときはまだいい。
複数人で作っていて、破壊する時は
『キャーやめて』『あ~あ』『なんでこんな事するの!(罵声)』
の応酬だ。
子供のころの そんな感情が
大人になってからも、沸々と押さえられなくなる時がある。
『何もかも、捨てて、どこかに行きたい』
など、ある程度、誰もが思ったことのあるフレーズで
ごまかしいいるけれど、
頭の片隅に、
「どうせ私は、すべてを失うのだ。」
と、声がする。
大人という理性が、私の拠り所だ。
と、ブラックみろるが
普段 『いい人』のふりをしている仮面の奥底から
時々顔を出す。
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今朝 見た夢が、よくない夢だった。
予想もつかないような出来事に襲われること
何が起きても大丈夫なように心構えをしておく必要がある
ググると、そんなことが書かれていた。
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そんな夢のあと、ブラックみろるが顔を出し、
コントロールに苦慮している。
時には、ブラックが良い方向に向くと
『ひとり旅』や『おひとり様行動』を
やってしまう原動力になる。
期間・時間限定の何もかも捨てて解放された気持ちになる瞬間である。
心の声をつぶやいてしまいました