嘘八百
2018年作品
感想
このお正月、コメディばっかりだったな。
というわけで、この作品も、大人のコメディでした。
まぁ、タイトルが 嘘八百ですからね。
何が嘘なんだ?と、見始めました。
流れがですね。
コメディとは思えぬ、ゆったりとした展開。
W主演となった、中井貴一と、佐々木蔵之介の人物像や
なぜこうなったかというのが丁寧にかつシンプルに描かれている。
少し、厚みのある、騙しあいの世界だ。
コンフィデンスマンでも、絵画や陶器など贋作を作成した回があったけど、こちらは、同じ贋作でも、思いがこもっている贋作なんだよね。
そう、大人の静かな笑い、方が特有の空気感のある作品でした。
続編が公開とのこと。
こちらも、3作目らしい。
CSや地上波で放送されたら、録画して見てみようと思います。
ストーリー
古物商の中井貴一が
落ちぶれた陶芸家 蔵之介に騙された縁で
タッグを組む。
幻の利休の茶器の贋作をめぐり
だましあい。
結果
二人をだました 棚橋清一郎=近藤正臣から
1億800万円をだまし取る。
分け前は、二人の子供たちに奪われて
途方に暮れて、ラストでした。
【キャスト】
小池則夫=中井貴一
野田佐輔=佐々木蔵之介
野田康子=友近
野田誠治=前野朋哉
大原いまり=森川葵
大原陽子=堀内敬子
よっちゃん=坂田利夫
土竜のマスター=木下ほうか
田中四郎=塚地武雅
文化庁文化財部長=桂雀々
絹田昭太郎=寺田農
棚橋清一郎=近藤正臣