主要キャスト
阿部サダヲ・菅野美穂
あらすじ
ちょっと変り者の主人公が、家業と同じリンゴ農家に婿養子に入る。妻が農薬で体調が悪くなることから、無農薬栽培に挑戦する。貧困・財産を食いつぶし・借金の末10年がかりで、無農薬栽培に成功するというお話だ。木村さんという方の実話である。
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ワタシの感想
阿部サダヲが好きなので、見た。ちょうどWOWOWで放送されていたので、録画して、夜中に見た。
主人公の、不器用で強情な生き方と、これでもかっていう貧乏ぐらし、仲間が離れていく様子は、涙を通り越して、絶句だった。
引くに引けない、前も後もない中、失意の中に見た一本の栗の木から人生が変わる。
結果、成功したから、この話が某国営放送で特集され、書籍化され、そして 阿部サダヲに演じられるまでになった。
だが、あの栗の木にであわなかったら、どうだったんだろうと思う。
そう思うと、感動ではなく、悲しい映画だった。
実話だと知って見ているから、農業というものが 大変なものであると知っているから、見ていて苦しかったのだと思う。
青森の四季折々の姿を堪能
昭和の田舎の様子を懐かしく思い
リンゴという果実がますます好きになっていく・・・
そんな映画だ