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こんばんは
シニア猫たちと元気に暮らす
を日々実践してる自然療法家
小野みちよです
昨日のノミ退治の記事
あまり興味を惹かれなかったようで
まあ大筋の意見としては
さっさとノミ駆除剤を使って
さっさと駆除してあげればいいのに
ってとこでしょうか
その後に起こった我が家の状況を
知ってもそれが言えるのかどうか…
自然療法の獣医さんと相談しながら
健康な子にだけノミ駆除剤を
使用することに決めました
これ以上
家人との軋轢を広げることは
猫たちへの影響も良くないと
思ったことが大きな理由です
私がノミ駆除剤を嫌がったわけは
我が家の猫たちすべてが
決して健康体ではないという
その一点においてです
ホメオパシーの講義などで
健康レベルについてよく話をしますが
個体によって健康レベルは異なります
猫の飼い主さんのなかには
駆除剤や薬の方がはるかに早いし
楽なのにと思うかも知れません
でもそれは
個体個体の健康レベルがまったく
理解できてない証拠でもあります
すべての猫はみんな違います
その医療行為や薬剤がその猫に
なにをもたらすかをある程度
理解できなくてはダメだと思います
何か起こってから後悔する人の
典型になってしまいます
まず、粟粒性湿疹を発症していた猫
この子は完全に除外しました
すでに皮膚疾患が出ているのに
駆除剤つけますか?劇薬ですよ?
恐ろしくて私にはできません
次にじゅにくん
じゅには小脳に疾患を抱えています
原因不明の突発性なんちゃらで
2度ほど死にかけました
現在症状は小康状態ですが
それでも何があるか分かりません
やはりすごく悩みました
でもやる方向で決めました
そして
最後まで悩んだのが
最高齢・シニア猫のミルクです
彼女は18歳を超えています
虚血性の体質で
今はもうほとんど盲目に近いです
様々なものに過敏です
それでも
そもそもノミ増殖のど真ん中に
いたのが彼女なのです
とてもとても悩みました
結果がたぶん…
いえ、ほぼ分かっていたから
ただもしも何かが起きたとしても
自分でなんとかできるという自信も
ありました
そして彼女を含めた4匹に
ノミ駆除剤を滴下しました
異変はやはりミルクに起こりました
滴下して2〜3日がたったころ
頭部から首筋にかけての地肌が
真っ赤に炎症を起こし
出血も少量ありました…
私にとっては想定の範囲でしたが
散々説明しても納得しなかった家人は
その様子をみて初めて状況を
理解してくれました
ノミにはサイクルがありますので
1度だけでは断ち切れないことも
最終的に2度目を滴下しましたが
ミルクにはしていません
↑ノミがいてもそこは二度としません
現在までのところ
ノミの痕跡はありませんので
ほぼ駆逐できたかなと思います
駆除剤の効果は圧倒的で確かに
早かったです
でも代償も大きかったです
あ。ミルクはその後のケアで
すっかり元気になりましたので
ご安心を
私がこの経験で伝えたかったのは
自然療法vs西洋医療というのは
様々な場面において家族との
衝突を引き起こすかも知れません
どちらがいいとか悪いとかではなく
あくまで猫にとって利益か不利益か
で考えて欲しいと思います
そして
出来るだけ猫に利益のある部分で
家族と折り合いをつけること
頑固に主張することもできますが
どこまで譲歩できるかを探ることも
大切です
確かに
私一人なら駆除剤は使いません
でもそのことで家族のストレスを
無視していいわけはありません
家人はその後ミルクをみては
かわいそうにかわいそうにと
繰り返していました
そう思うなら最初から
と思わないこともありません
↑心の奥底でね
でも必要なプロセスだったと
いうことで納得しています
今回のミルクのことで
家人は今後私の言うことに少しは
耳を貸すようになると期待します
↑ムリかな
そして
すべての自然療法家たちが
闇雲に駆虫剤が嫌だと言っている
のではないことをちょこっとでも
分かってもらえれば嬉しいです
さて
あなたは結果を考えもせず
ノミの駆虫剤を使いますか
というか
使うときは必ず健康状態を確認して
絶対大丈夫だと判断できたら
使うほうが良いと思います
ノミをきれいに落としたみるたん
私のストーカーにゃんです
ちなみに
自発的にノミ駆虫剤を使用したのは
二十数年猫と暮らして初めてでした
最後までお付き合いいただき
ありがとうございました