緊急事態宣言の発令を受けて、昨日からスクール事業を1ヶ月休業とさせて頂いています。

今回のコロナ騒ぎで色々な決断を迫られる経営者の方々、きっと不安な日々を過ごされているかと思います。

事業者はこのようなピンチをいつでも背負いながら生きているということを痛感させられる出来ごとでしょう。

僕自身もまたしかりで、強いビジネス、強い会社でいる必要性を改めて考えさせられました。
もし今回のコロナ騒ぎが5年前、4年前、3年前だったら…僕はイチコロだったでしょう。。

3年前だったらこうなっていたであろう池田氏

当時はリスクには目を背け、夢と想いだけを背負い無邪気に事業を広げようとしてました。(いまでも事業を大きくしていこうと思っていますが。)

今このように有事な局面で思うことは、危険な経営はしてはいけないということ。
①固定費(地代、人件費)が多い会社は有事に危険。
②経費の割に利益が残らない仕事は危険。
③現金がギリギリで会社運営してたら危険。

つまり安全な経営をするには、「固定費を減らし利益率を良くし運転資金を十分に持つ」。


リスクはいつでもあなたを見ている

とっても当たり前なんだけど、イケイケな時や、ピンチな現状を変えたい時に経営者は無理をするもの。

僕は鳥インフルやレバ刺し問題なども当事者として経験していないし、リーマンショックも3.11でさえも事業者として経験していないので今回が初めての外部要因による経営リスクを経験しています。

さて、「固定費をかけないようにするために」の理由でロイヤルリムジングループが600人解雇というニュースが話題になってます。

最近はフリーランスという働き方がカッコイイ?もしくは憧れ?のような持ち上げられ方をされていますが、ぶっちゃけ雇用する側からするとめちゃくちゃ有り難いのです。社員を抱えずに社員のように働いてもらう。んー、、、なんて都合が良い。
働く人がそれを望むならそれでいいんだけど。。
(でも本当にそんな社会風潮でいいのかな?)

今回のコロナ騒ぎでも正社員の人は給料を保証されていて安心だろうし、事業者は正社員を抱える大変さやビジネス事態の不安定さを再認識することと思います。

そこで大切なのは、正社員の人は会社に守られていることの有り難さに気付くべきだし、事業者は会社が抱えるリスクを常に考え、会社と従業員、そしてお客さんに提供するサービスをいつまでも守れるように常に努めていくことだと思います。

経営者は常にみんなの給料を上げたいと思ってるし、収益力も上げて「良い会社」を作っていきたいと思うものです。だけど虚栄や見栄を捨て、身の丈にあった経営を常に心がけ、経営という職務を誠心誠意専念することが大切だと思います。
このコロナ騒動を通して、経営者として少しでも成長できるように頑張って対応していきます。

みんなの給料をいつでも上げたいと思う池田氏