6/6放送のFM桐生「You've got Kiryu!でご紹介した「わかめ」のレシピです。
FM桐生 2024.06.06
こんにちは
早いもので、6月に入りましたね!
立春から始まった二十四節気の九番目の季節「芒種」が6月5日に始まりました。
芒種の「芒 (のぎ)」とは、麦や稲など、イネ科植物の穂先にある針のような毛のことで、昔から「芒種」の時季は、この “芒” のある植物の種を蒔いたり、麦の刈入れや田植えを行う目安とされてきました。
農家の人は田や畑作業で忙しい時期です。
そして西のほうから、いよいよ梅雨がやってきます。
梅雨時は蒸し暑く、湿によって体内に余分な水分が溜まり、身体がむくむ・身体が重だるい、頭が痛い・めまいがする、などの症状が出やすくなりますので、体調管理には十分気をつけましょう。
今日は、体内の湿をとる食材「わかめ」をご紹介します。
わかめや昆布などの海藻類は日本人にとってとても身近な食材で、なんと縄文時代から食べられてきたのだとか。
そんなおなじみな海藻ですが、世界の国々のなかで海藻を食べる習慣があるのは、実は日本と韓国だけなのだそうです。
わかめは別名「海の野菜」とも呼ばれるほど、たっぷりのミネラルやビタミン、食物繊維を含有しています。
非常に低カロリーで、古くから「若返りの妙薬」とも呼ばれています。
わかめに含まれているヨードは、甲状腺のトラブルに効果があり、免疫機能を高めて癌細胞を抑制するはたらきがあります。
ワカメには、身体にこもった熱をとり、余分な水を排出し、痰を出したり、腫れ物の緩和や便秘の改善、気血の滞りの解消に働きます。
韓国では産後のお母さんが約1ヶ月もの間、毎日どんぶりサイズで食すことで有名ですが、
これは出産後の身体を補い、母乳の出を良くすること、
また悪露が出るのを促すのだそうです。
母乳は白い『血液』と言われていますが、母乳の出を良くするということは、補血の働きがあるということ。
産後でなくても、女性の一生にとって補血することは大切な養生です。
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わかめのおすすめレシピ
【わかめとキャベツのナムル】
わかめ(もどしたもの):60g
春キャベツ :150g
A
ゴマ油 小さじ1
しょうゆ:小さじ1
おろしニンニク 少々
白ごま:小さじ1
作り方
1 わかめは洗って水気を切って食べやすい大きさにざく切りする
2 キャベツは塩を入れた熱湯でさっとゆでてざく切りにして水気を絞る。
3 ボウルにAを入れて混ぜたところにわかめとキャベツを加えて和える。
【わかめと玉ねぎのじゃこ炒め】
わかめ(もどしたもの):100g
玉ねぎ:1/4個(スライス)
じゃこ(しらす干し):大1
しょうが:1片(千切り)
ごま油:小2
しょうゆ:小1
酒:小1
つくり方
1 わかめはザク切りにする。
2 フライパンにごま油、玉ねぎ、じゃこ、しょうがを入れてひと混ぜしてから火にかけ炒める
3 わかめを加えて3~4分炒める。
4 しょうゆと酒を加えてさっと炒め、器に盛りつける
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わかめは清熱作用がありますので、冷え性の方がわかめを単体で食べすぎるとカラダを冷やしますので、しょうがやニンニン、ネギなどを合わせて使用すると良いでしょう。
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ヘルスフードマイスター協会提供の
FM桐生「You've got Kiryu!」
【食でカラダもココロもHappyに〜♪】
は毎月木曜日の17:30〜17:45に生放送でお送りしています。
(現在は電話での出演になっております)
パーソナリティの広川利子さんとヘルスフードマイスター協会代表の熊倉恵子が、皆さまの健康にお役立ちいただける情報とおすすめレシピをお届けしています^_^
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