二十四節気「春分」

〜初候「雀始巣」〜


雀が巣を作り始める頃




3月20日は春分の日

二十四節気の春分に入ります。


 

1年かけて太陽の周りを一周する地球。


ほぼ正午の12:06に

黄経0度(360度)を迎えます。

春分を起点の0度とし

夏至が90度

秋分が180度

冬至を270度

 

今日は出発点の0度の日で

占星術では魚座から牡羊座へと、太陽が牡羊座に入る日で、1年サイクルの始まりの日です^_^


春分の日は、昼と夜の長さがほぼ同じになり、この日を境に昼の時間が少しずつのびていきます。


陰陽中庸の今日を境にエネルギーは陰から陽へ切り替わり

夏至に向かって陽の気が増していきます。


春分は一年で最もバランスの取れた日で、古代から重要な日とされ、お祭りがアチコチで行われてきました。


日本では春分の日を中日とした7日間が春彼岸で

天地が通じやすい日であり、

それを古代の人達もよくわかっていたようです。


この日の太陽は、千葉の玉前神社の東の太平洋から昇り

神奈川の寒川神社、富士山、琵琶湖竹生島などの

重要なパワースポットを通り

出雲大社の西に太陽が沈んでいきます。


このような聖地をむすぶ太陽の道を「レイライン」

「御来光の道」とも言われています。


現代の暦では、新年が1月1日ですが

春分も新しいスタートの日になります。


「暑さ寒さも彼岸まで」というように

「三寒四温」を繰り返しながら穏やかで暖かくなってきますね。✨


家の前の桜並木も蕾がうっすら染まってきました。🌸🌸🌸


こちらは宇都宮城址公園の河津桜





春分の養生レシピ


【春菊と焼きかぶのサラダ】




<材料(2人分)> 

春菊:1/2把  

かぶ:1個  

いよかんなどの柑橘類:1個


(ドレッシング) 

レモン果汁:大さじ1 

オリーブオイル:大さじ2

塩:小さじ1/4  

陳皮:少々


<作り方>


1 春菊を食べやすい長さに手でちぎる(固い茎の部分は違う料理に)


2 かぶは皮付きのままくし切りにする。

熱したフライパン片面ずつ焼き色をつけ、ふたをして蒸し焼きにする。


3 柑橘類は皮をむいて小房にわける


4 ドレッシングの材料を合わせ、カブ、春菊、柑橘を加えて和える