こんにちは! ゴールデンウイークはいかがお過ごしでしょうか?

日差しも強くなってきましたが、明日5月6日は「立夏」 

5月2日は立春から数えて88日目、夏も近づく八十八夜〜♪という歌もあるように、暦の上では早くも夏を迎えるのですね‼️

 

5月は「5月病」という言葉があるくらい、新生活の疲れが心身に影響しやすい時期です。

自然界は陽の気が高まり、私たちの体も活動的になりますが、その一方では、体に熱がこもり、ほてりや動悸などの症状が出やすくなります。

カッカしたりイライラしたりすると余計症状も強くなりますから、気持ちを穏やかに「心ゆくまで気楽に笑う」こともこの季節では意識すると良いでしょうね。

え〜〜無理やり笑えないわよ〜 とおっしゃる方は、口角を上げてみてください。

口角が上がると、面白いもので、「嬉しい楽しい」と脳は勘違いしてくれるて、なんとなくイライラも治まってきますからやってみてくださいね^_^

ゴールデンウイーク後半もぜひ楽しくお過ごしください🎶

 

さて、今月は、糖尿や高血圧予防に良いレシピ、おからパウダーやオートミールを使ったレシピを、とのリクエストをいただきましたので、さっそくご紹介したいと思います。

 

専門的なことは長くなってしまいますので、ざっくりとご説明いたしますね。

糖尿病(2型)は遺伝子的に日本人がなりやすい病気と言われ、国内の糖尿病患者数は約1000万人、予備軍を含めると約2100万人、なんと、40代以上の6人に1人、まさに糖尿病は国民病とも言えます。

血液中の血糖値の調整するインスリンの働きが悪くなり血糖値が高くなるのですが、高血糖の状態が長く続くと、いわゆる血液はベタベタ状態で、人工透析に移行してしまうような腎症、失明に至る網膜症、神経障害、心筋梗塞、脳梗塞などのいわゆる合併症や感染症が起きやすくなります。

生活習慣病全般に言えることですが、食生活の乱れ、運動不足、ストレス、肥満などが重なると発症しやすいので生活習慣の改善、特に食習慣の改善が重要です。

 

食事で気をつけるポイントは

・過食にならないように「腹八分目」を

・栄養のバランス、特に、野菜を多く、ビタミンやミネラル、食物繊維の摂取を心がける。

・嗜好品(アルコール、清涼飲料水、お菓子)に注意

 3つの「あ」を避ける(アルコール、甘いもの、揚げ物)

・食べる順番(野菜から食べると血糖値が上がりにくい)、食べる速さを意識する

・よくない油、トランス脂肪酸、サラダ油、マーガリン、ショートニング、これらを含む市販品や揚げ物を避ける 

・できるだけ無添加のもの

 

 

今回ご紹介する「キクイモ」はぜひ糖尿病対策に利用していただきたい食材です。




キクイモに含まれる「イヌリン」という成分は糖の吸収を抑制し、血糖値の上昇を抑える働きをします。「食べるインシュリン」と呼ばれていて糖尿病予防に効果的です。


 

【キクイモの甘味噌和え】



キクイモの効果と味噌&甘酒の発酵食で腸内の善玉菌を増やします。

 

<材料>

キクイモ:適量  味噌:甘酒(米麹)=1:1

 

<作り方>

1 味噌と甘酒をまぜあわせ味噌だれをつくる

2 よく洗ったキクイモを皮ごと薄切りにする

3 味噌だれとキクイモを和える

すぐに食べてもOK ですが、一晩冷蔵庫に寝かせておくと味が馴染んでさらに美味しくなります

 

生のキクイモのしゃりしゃりした食感

キクイモのクセが気になる方も美味しくいただけますので、ぜひ作ってみてください。

甘味噌だれはキクイモ以外にもご利用ください。

 

 

来月はおからパウダーを使ったレシピをご紹介いたします。