新開ミヤ子先生の薬膳サロンのアンチエイジング講座
今月は「ミドルエイジからの寒熱バランス」
更年期以降に現れやすい「ほてり」や「のぼせ」など、下半身や手足の先は冷えているのに、上半身や顔からやたら汗が出るという、いわゆる「冷えのぼせ」の原因や、温めながら抜く食材のチカラ、調理方など、寒熱のバランスをうまくとる薬膳的アプローチを教えていただきました
牛肉の薄餅包み 薬膳味噌風味
寒熱のバランスをとり中庸を心がける
温めるものと冷やす食材をバランス良く
牛肉の薬膳味噌と生の春菊
薄餅に包んでいただきます
もちろん美味しい食べるお勉強です(*゚▽゚*)
柿釜の里芋グラタン
柿をくりぬいて里芋と松の実のペーストを詰めて、器としての柿ごとオーブンで焼いたグラタン
柿はからだを冷やす食材ですが、炎症を鎮め、口の渇きを癒します
また、酒毒を抜く働きがあるので二日酔いにおすすめです
韓国風ブリ大根
ブリは気血を補う働きがあります
ふっくらと柔らかく、大根にしみしみ
汁をごはんにかけて食べるとまた美味しい〜
牛肉とこんにゃくのスープ
余分な熱を冷ましお腹のお掃除役のこんにゃく入りのスープ
雑穀ごはん もち麦(大麦)きび もち粟
もち粟は胃腸の調子を整え、体の余分な熱をとり利尿作用を促進させます
過労や慢性疲労にも良いとされます
大麦はお通じをよくして体内の余分な水分排出を助けます
センジョリ
薬念たっぷりなごはんのおとも
生のニラ、せり、万能ネギを薬念とごま油で和え、白ごまをたっぷり振りかけます
ごはんに乗せて食べるとごはんが進んじゃいます
別名、ごはん泥棒って言うんですって(笑)
だんだん体も汗ばんできていい感じ〜♪
かぼちゃのお汁粉
冷凍かぼちゃを蒸して牛乳と練乳でのばしたもの
味は塩少々のみ!
中には甘い小豆が♪
甘みのある茹で小豆(缶詰)が出てきて嬉しさアップ♪
「冷え」は日本女性に多く、
そこに更年期になると加齢による機能の衰え、特に閉経といった生殖器や腎の働きが衰えていくことから、体には大きな変化がある時です
更年期にいきなり症状が出てくるわけではなく、歳を重ねるごとにあらわれる変化や前兆に気づき、予防をしていくことが大切!
誰しも通る道、体力の衰えを感じる今日この頃、私も決してひとごとではなく、日頃から取り組んで行かなければと思います
女性にとって「血」を増やすことは、若い人も閉経後も、ずーっと続くテーマです!