残暑お見舞い申し上げます!

 

立秋を過ぎ、暦の上では「秋」ですが、ようやく夏本番の暑さがキタ〜っていう今日この頃ですね!

 

急激な暑さで体調を崩していませんか?

夏風邪をひいている方もいらっしゃるようですね(>_<)

 

 

お祭りや旅行・キャンプなど、楽しいイベントで開放的な気分でエネルギーが発散されすぎたり

蒸し暑さによって、体内に熱気がたまり、不眠や食欲不振でエネルギーが消耗され、体調を崩してしまいがちです

 

この時期に受けたダメージは、秋口の乾燥する時期や冬の寒い時期、

または、歳をとって更年期あたりに体調不良として現れることがあります

 

夏の過ごし方のポイントをしっかりおさえて、元気に暑い夏を楽しく過ごしていきましょう。

 

 

 


熱中症には程遠い快適な生活の我が家のにゃんたち

 

人間のみなしゃんはご苦労様にゃん
熱中症には気をつけてにゃん

 

 

 

先日8月4日に出演した、FM桐生「You've got Kiryu!」でもお話させていただいた

『高温多湿な日本の夏 〜夏バテを防ぐ過ごし方〜』

をご紹介します

 

 

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<夏バテの原因>

 

体内の水分とミネラル分の不足

汗で体内の水分と一緒に身体に必要なミネラル分も排出

 

胃腸の働きの悪化

暑いと胃の働きが落ち、栄養の吸収ができず必要な栄養素が不足し、夏バテ特有の症状が出やすい。

さらに冷たい飲食物の摂りすぎで胃腸が冷え、さらに働きが悪化

 

自律神経の失調

暑さと冷房による冷えの繰り返しに自律神経がうまく対応できず、体に負担がかかる

 

 

<夏バテを防ぐポイント>

 

①暑さ・湿気対策  

                      

ポイントは、「熱中症対策」と「体力維持」です

 

1 室温28℃湿度70%を越えたらエアコンを効率良く使う

 

  エアコンをつけたり消したりするよりも、ずっとつけっぱなしのほうが

  電気代がかからないとのデータが出ています(古い機種は除く)

  冷やし過ぎはよくありませんが、暑すぎるのも体力が奪われます

  暑いところで無理をせず、お部屋の温度を下げましょう

 

2 こまめな水分補給とミネラル補給(カリウム、ナトリウム、マグネシウムなど)

 

  ただし、市販のスポーツドリンクは添加物や精製糖質がかなり多いのでNGです!

  夏の果物や野菜から取るのが効率的です

  (最後に、簡単に作れるドリンクをご紹介します)

 

3 保冷剤などで首の側面・わき・太もものつけね、などを冷やす。

  

  太い動脈が皮膚表面近くを走っているので効率よく全身が冷えるので、

  野外活動の時は保冷剤を上手に活用しましょう

 

4 睡眠不足は疲労を助長させるので、よく眠れるよう工夫

 

  室温、寝る前のぬるめのお湯の入浴と軽いストレッチ

  寝る前に、体温を少し上昇させることで、よく眠れるようになります

  寝酒はかえって睡眠の質を下げるのでご注意!

 

 

《夏バテ予防の食材》

 

とにかく、夏野菜、果物がオススメ

塩をつけて食べ、カリウムと塩分のバランスをとり体内の水分量を調節することも

 

 

●温めて食べても、体の熱を下げる働きのある「夏野菜と果物」

 冬瓜(トウガン)、トマト、ナス、キュウリ、スイカ

 

●胃腸を冷やさず、頭に清涼感を与える働きがある「苦みのある野菜」

 ゴーヤ、ピーマン、シシトウ、ラッキョウ、セロリ、青じそ

 

身体の代謝を高める薬味

 ニンニク、ショウガ、ネギ、ミョウガ

 

胃腸の機能を高めるネバネバ食品

 納豆、オクラ、モロヘイヤ、ヤマイモ

 

消化を助ける黄色い食品

 カボチャ、玄米、トウモロコシ

 

食欲増進、消化促進をはかる食品

 スパイス

(クミン、コリアンダー、ターメリック、レッドペッパー、ガラムマサラなど)

 天然醸造味噌

 

不眠予防に効果的な食品

 サンチュ、サニーレタス、くるみ、ナツメ(棗)

 

 

 

② 紫外線対策

 

真夏の紫外線の量は真冬の5倍にもなります

紫外線は日焼け、しみ・しわ・ソバカス・肌のたるみなどお肌へのダメージ以外にも体内の活性酸素を増やし、免疫力低下・アレルギー・皮膚癌・白内障、などの発症率を高めてしまうという悪影響があります。

 

抗酸化力の高いβカロテン(ビタミンA)、C、E、リコピン、などを多く含む夏野菜や果物をしっかり摂りましょう

 

 

 

③冷え対策 

 

冷房の効き過ぎや、冷たいものの摂り過ぎに注意!

 

暑いからといって、冷たい物の摂り過ぎはお腹を冷やし、消化吸収能力を下げ、体内の水分を増やしてしまい、栄養吸収の妨げになってしまいます。

精製糖質入りの清涼飲料水やアイス菓子はNG

冷たいものを食べたら、次は温かいものを食べるなど工夫して、眠るときもお腹(胃腸)を冷やさないようにしましょう。

 

 

 

<夏バテ防止メニュー>

 

《夏バテ防止ドリンク『スウィッチェル(Switchel)”』》

 

 

 

アメリカでは、古くから厳しい農作業の合間の疲れを癒す飲み物として飲まれていたというスウィッチェルはエナジードリンクとしても市販されています。

紀元前400年頃の古代ギリシャでは万病を治す薬として飲まれていたと言われています。

 


<材料>

 ・リンゴ酢:小さじ2

 ・水または炭酸水:2カップ(400cc)

 ・ハチミツ:大さじ1

 ・おろしショウガ:小さじ1(繊維が気になる場合は絞り汁でもOK)

 ・ レモン、ミント

 

<作り方>

 

 材料をすべて混ぜ、ハチミツがしっかり溶けたら冷蔵庫で冷やすだけ。

 

 ※炭酸水で作る場合は混ぜた最後に入れます。

 ※ホットにしても美味しいです。

 

リンゴ酢:

 ペクチンや有機酸が腸内の善玉菌を増やし、便秘改善、新陳代謝を高める、

 利尿作用、血糖値の上昇を抑える効果

 

ショウガ:

 ショウガオールには、血液サラサラ、血行促進、

 ジンゲロールには殺菌作用や免疫力を上げる効果

 

ハチミツ:

 砂糖と比べ低カロリーであり、ビタミンも豊富に含まれる

 

 

 

《夏バテ防止ごはん『簡単トマト飯』》

 

食欲がない時に

すぐに作れるサッパリご飯

 

<材料>2人分

トマト:300g

ショウガ:20g

青シソ:2〜3枚

塩麹:大1弱

ごはん(冷ごはんでもOK)

 

 

<作り方>

 

1 トマトはヘタを取り、1〜2cmくらいの角切りにする

  ショウガは粗めのみじん切り、青じそは千切りにする

 

2 1をボウルに入れ、塩麹を加えて混ぜ合わせ、トマトから水気が出てくるまで

  少し置いておく

 

3 ご飯を器に盛り、2のトマトを汁ごとかけていただく

  

お好みでミョウガの千切りや小ネギの小口切りなど、薬味をたっぷりを加えても

美味!

  

 

 

《夏バテ防止スイーツ『冷やしフルーツ甘酒』》

 

 

 

夏こそ、冷やし甘酒!


江戸時代には夏になると「冷やし甘酒」が売られており、夏の栄養補給や、病中病後、授乳中のお母さんの滋養強壮にとても重宝な飲み物でした。


麹でつくる甘酒には、すぐにエネルギーになるブドウ糖や疲労回復に欠かせないビタミンB群、アミノ酸がたっぷり含まれています

 

甘酒にフルーツと氷を加えて、ミキサーでガ〜〜〜っと約1分!

夏にオススメのフルーツ甘酒スムージーが♪

 

スイカ、トマト、桃、プラム、ブルーベリーなど、お好きなものをどうぞ♪

 

 

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今日8月11日は「山の日」

くれぐれも熱中症にはご用心

こまめに水分補給してくださいね

 

ではでは

どうぞ、楽しい夏休みを満喫してください♪