バス旅で地元を知る～笠岡（備忘録:’21/12/5）

再びコロナウイルス感染症が猛威を振るい始めましたね。

依然として続く不安と不安定な生活。
本当に悩まされます。

コロナ禍において、
小規模なエリア（地元）で行なわれる限定的な旅行が着目されるようになりました。

マイクロツーリズムと呼ばれています。

マイクロツーリズムは、
星野リゾートの星野佳路代表が提唱した新しい旅のカタチで、

自宅からおよそ1～2時間圏内の地元や近隣への短距離観光のことを指します。

昨年12月、
コロナが落ち着き始めたかのように思えたとき、
私も友人と地旅をしてきました。

行き先は、笠岡市。

笠岡市は岡山県の南西部にある市で、
瀬戸内海に笠岡諸島と呼ばれる島々があります。

今回のツアーは、グルメツアー。
笠岡諸島の１つ、高島が主たる目的地であります

島に渡る前に、
笠岡ベイファームに立ち寄ってお買い物。

一面に広がるブロッコリー畑を見て、
なぜか興奮気味の私

観光地でもないのに、写真を撮る始末

今回の旅行、おかやま旅応援割の対象だったらしく、
1000円の観光クーポンがいただけたんです。

340円のゼリーと660円のラーメン。
占めて1000円なり。
ちょうど使い切ったどー

岡山県に住んでいますが、
瀬戸内海の島に渡ることって、めったにありません。

島へは高速艇で渡ります。

20分ほど乗ったら到着。

神武天皇にまつわる伝説が数多く残っている島だといふ。

目指すところは、ここ

港から見えるのですが、
どうやら、ぐるっと回って行かねばならぬもよう。

しかも、小高いところに位置しているので、
否が応でもこの坂を上らねばならぬ。

写真では伝わりづらいですが、
けっこう急勾配

食事前の軽い運動。
食事をおいしくためるための通過儀礼と思おう

いただいたのは5000円のコース。

うーまーしー
新鮮な海の幸を堪能しました

ひじきの天ぷら、初めて食べた。
おいしいけど、ぼろぼろ落ちて食べづらいなぁ（笑）
単に食べるのが下手なだけ

こちらの海苔、
2022年の岡山県海苔品評会で
最優秀(農林水産省)を受賞されたとのこと。

おなかいっぱい!!

せっかくだからビールを頼もうかと思ったけど、
頼まなくて正解（笑）

眺望もすばらし。
急な坂道を上った甲斐がありました。

家族経営をされているとのことで、
アットホームな、心安まるペンションでした。

プライベートビーチもあるそうな。

カーサ・タケダ

岡山県笠岡市高島5208
0865-67-6188

上ってきたということは、
下らねばならぬ。

高島…食べるだけ食べて撤収。

次なる目的地は、
カブトガニ博物館。

子供が小さいとき、一度は連れてきたことがあるでしょ。

そう言われますが、
我が家のお子ら、こういうものに全く興味を示さず。

息子に至っては、嫌がる可能性大でしたもんで、
私、このたび初の来館となりました

ここでは、
天然記念物のカブトガニを見ることができます。

折り鶴ならぬ、折りカブトガニ発見

裏返してみると、足もちゃんとありました

カブトガニは生きた化石と呼ばれています。

進化も退化もほとんどせず、
およそ2億年前から生き続けているそうな。

恐竜と同じ時代を生きたカブトガニ。

博物館には恐竜の模型も展示されていました。

コロナの時代ですな。

カブトガニのオス4匹分離れましょうって…
例えがおもしろ過ぎる。

ちなみに、カブトガニはメスのほうがオスより大きいそうです。
なので、オス4匹というのが的確な距離のもよう

プレシオサウルス1匹分離れましょう

なかなかウィットに富んだ表現

中庭に無造作に置かれたカブトガニにツボる

実は、カブトガニの血液は、
人間に害を及ぼすグラム陽性菌の有無を確認する検査薬として利用できるらしく、
世界中の医療現場で使用されているんだとか。

おどろきです。

博物館に隣接した公園内では、
大きな恐竜を見ることができます。

何気にリアル（笑）

ジュラッシックパーク状態（笑）

見ようによちゃー、映画のセットに見えなくもない。

カブトガニ博物館、なかなか楽しめました。

でも、残念ながら、
やはり我が子は来たいとは言わないと思う（多分ね）

ということで、
プチ旅行終了。

近場を旅するのもいいなぁと思った一日。

いつでも行けると思ったら、
意外と行かなかったり、
場合によっちゃー、知らないこともあるんですよね。

地元のいいとこ発見。
これからもしていきたいと思います

誘ってくれた友人に感謝!!

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