こんにちは😃
コロナ禍でコート予約が難しい今、サポートしている生徒さんは頑張って練習場所を確保してくれています
その中で、サポートが始まったばかりの生徒さんに私が良く言うテクニックのフィードバック…それは…
「打点が近い」
です
単純にラケットの根っこ(振動止め付近)で打っている方もいれば、腕を縮めたり身体のバランスを崩しながら窮屈そうな形で打っている方もいらっしゃいます
打点が近いは、意外と気が付かない
多くの生徒さんが、自分の打点が近いという事に気づいていないところがあります
周りの方にいろいろ言われたりして、「これだけ言われるんだから、本当に近いんだろうな」と思っているとしても、自分で打った瞬間に「近い!」って思うことはないみたいです
外から見ると、「近いなぁ…」と思っていても、本人は気づかない…
それは、「コートにボールが入ってないわけじゃないから」という理由があると思います
コートにボールが入らないみたいな、「テニスをしていくうえで困っちゃうでしょ」という事態が起きるようなら、打点の正確さにも気を配ると思うのですが、形はどうあれコートにボールが入ってますから、最低限のレベルが守られているというところを見ると、気づけないのかなと思うんです
打点が近い…は2つのタイプがある
打点が近いと言われている時に起こっているのは、大きく分けて2つのタイプがあります
① 腕や肩を縮こまらせてしまって、身体に近いところで打ってしまっている
② ラケットの下の方(振動止めに近いところ)で打ってしまっている
どちらか片方という場合もあれば、両方が出てしまっている場合もあります
打点が近い人に起こりやすいこと
打点が近い人は、だいたい一生懸命ボールを打っていても、大したボールが飛んでいない…と言うのがあります
これも、「自分が下手だから」と思うことで、打点の正確さなどに気持ちが向かない人が多いのですが…
打点が近いと、どういう困ったことが起こるのかというのを考えてみたいと思います
ここでは、「コートにボールが入らなかった」というような、『見えるミス』だけではなくて、「スイートスポットでヒットしたら、もっと質が上がるんじゃない?」という内容を入れていきたいと思います
一番はこれでしょう
一番に上がるのは、当然これです!
『コントロールが正確にできない』
という事です
これは、「コートに入らなかった」という記録に残るミスもそうですが、「コートには入ったけど、思ったところに行ってない」というミスヒットみたいなものも含まれます
回転がかかり過ぎてみんながびっくりするような浅いボールが飛ぶときもあれば、回転がまったくかからずに「ボールのロゴがキレイに見えます😍」という事もあります
そして、それは同じ人が同じように近い打点で打っても、結果として回転がかかり過ぎたり、まったくかからなかったり…ミスの種類が安定しません
ボールの質が上がらない
近い打点で打っていると、理論上、確かにスピードは上がると言われています
ですから、特に男性は、「ここで打てばスピードが上がる」という事で、近い打点で、更にご自身のパワーも存分に発揮するべく、力を入れて打っている方が多く見られます
ご本人のテンションも上がって、気合も充実した中でプレーしている方、いらっしゃいますよね
が…こういう方も見かけます
「あんなに一生懸命声を出して打っているのに、ボールがバウンドしてから失速してる」という方です
相手のコートに向かって飛んでいる時にはスピードが速いのですが、途中で失速して落ちているように見えることも…
これだけは避けたいミス
それは、ケガです!!
打点が近いと、時に、インパクトの瞬間に「ゴチンッ!」という手ごたえが出る時があります
それだけ、硬い感触になるわけですが、それがあなたの手首や肘に影響を及ぼすことがあるのです
また、上にも示したように、「飛ばない」などと感じて、インパクトに必要以上に力を入れてしまうことがあるので、筋肉への負担もかかります
ケガをしてしまっては、レベルアップどころか、ボールを打つこと自体ができなくなってしまうので、本当に避けたいことです
簡単にできる対策はこれ!!
では、早速どのようにして、良い感覚を見つけていったらいいのかをご紹介しましょう
これは、小学生の生徒さんがやってみても簡単に感覚を掴めて、更にボールを打つという事にもすぐに使える方法なので、あなたも試してみてください
まず最初にスイートスポットの確認を行います
理論上、スイートスポットは1つのラケットに3か所あると考えられていますが、ここではごく一般的な「少ない力で、パワーのあるボールを打てる場所」となるところを指します
このあたりになります…必ずしも、ラケットの真ん中ではないので、注意していきましょう
あなたが近いと言われるショット…ここでは、フォアハンドでチェックしていきます…の素振りをする中で、「ここが打点だよ」というところでラケットを止めます
練習パートナーやコーチの方が、先ほど示したスイートスポットの当たりに手を添えて、ラケットを押すようにしてもらいます
あなたは、ショットを打つ感覚で、その手を押し返すようにします
少しこの押し合いをしていきます
すると…だんだん肘の伸び具合や手首の曲がり具合、グリップを持つ手の力の入れ具合が変わってきます
そうなんです!!
あなた自身が本当に力を入れやすいところに、自然に体が動いて行ってくれるのです
前後を比べてみると…
あなたが自分で「ここが打点です」と思ってラケットを止めたところと、パートナーにラケットを押してもらった後…比べてみて、どうですか?
ずいぶん違うなと思う方が多いのではないでしょうか?
ほとんどの方が、自分で構えたときよりパートナーに押してもらった時の方が、体から離れたところで力を入れるようになっています
私がこれまで指導してきた方で、このやり方で「実はもう少し近い方が力を入れやすくなった」という変化があった方は1人で、それ以外の方は、みんな体から離れるという形の変化をしました
ボールを打ってみると…
そこで、実際にボールを打ってみると…もう、自分の感覚でしっかりと力を入れられるところが分かってきているので、ボールが飛んできたときにもこれまでとは明らかに打点が変わってきます
その打点の違いが、自分の目で見えているボールとの距離…と言うところからも分かるので、「今までこんな近くで打ってたんだ!」と驚くことも少なくありません
そして、ボールが飛んでいく!
「軽い力で打っているのに…」という言葉は、飽きるくらい聞きます…そして、本当に良くボールが飛びます…最初は、これを押さえるのが大変というくらい、きれいにボールが飛んでくれるのです
最初は戸惑う
最初は、《自分の力の入れ具合》《飛んでいくボールの質》《相手から返ってくるボールの質》《ラリーのテンポ》など、いろいろなことに頭が追いつかなくなるようです
特に、「自分が力を入れていないのに、ボールがしっかり飛んでいくから、相手からの返球の予測が違う」という事は、あるあるなんです
でも、それはとても良い変化ですので、焦らずに見極めたり慣れたりしていけるようにしましょう
最後に
最後までお読みくださってありがとうございました
「自分では心がけているつもりなんだけどな…」と思っていても、結構指摘されるのが、この打点です
そして、自分では、気づきにくい…
今日は、自分で確認し、更に良い感覚を掴むための方法もご紹介しましたので、是非やってみてください
また、それでもボールが飛んでくると力が入ってしまう方もいらっしゃるかもしれません
そんな時には、是非レッスンにお越しくださいね!!
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