先日は広島でナチュラルデンタルカイロのセミナーを開催しました。

 

先日完成した新しいテキストの出だしを紹介しておく

三部作で前よりもわかりやすくなっている。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

咬合や顎関節は身体の痛みや症状に関係が「ある」「ない」という論争が世界中で言われているが。私は読まれている方に、こんな質問をしたい。

歯科医の皆さんの中で「日々の臨床で歯科治療後に肩こり首痛、頭痛、腰痛がなくなった方がいましたか?」

 

多くの歯科医に聞けば答えは「YESだ」もし「NO」と言う方がいるならよっぽど患者さんの話を聞いていなか、歯以外の人の身体に興味がなかつたり、忙し過ぎるのかもしれない。御存じの方も多いが、海外では顎関節症に伴うものは歯科医のみならず、理学療法士、カイロプラクター、オステオパス、精神科医、カウンセラーが対応していると言われているがアメリカ国民に全て広まっているというのは事実ではない

 

私が学んだ、サンフランシスコ州立大学ホリスティック教育学部や師であるA・ワイル博士なども連携は限られた層にだけだ。。

http://www.osher.ucsf.edu/index.html

 

また、そんな中で間違った情報も流れている、例えば、骨格矯正の時にいうボキボキという、矯正音(ボキボキ)という音⇒骨の歪みが治る音ではなく窒素化合物が一時的に消失する音で、矯正が正しく出来ている音ではありません。

(窒素酸化物(ちっそさんかぶつ、nitrogen oxide は窒素の酸化物一酸化窒素 (NO)、二酸化窒素 (NO2)、亜酸化窒素(一酸化二窒素)(N2O)、三酸化二窒素(N2O3)、四酸化二窒素 (N2O4)、五酸化二窒素 (N2O5) など。化学式の NOx から「ノックス」ともいう。窒素は窒素族元素の一つ。生物にとっては非常に重要でアミノ酸やタンパク質、核酸塩基など、あらゆるところに含まれる。これらの窒素化合物を分解すると生体に有害なアンモニアとなるが、動物(特に哺乳類)は窒素を無害で水溶性の尿素として代謝するものです。

 

だから骨格矯正一つとっても間違った価値観が巷でまことしやかに存在している。

情報というのも気をつけなければいけない、当然、私が出している情報が正しいかどうかも検証して欲しいし、そうでなくては安全な医療は存在しない。医療に関しては先進国と言われても、医師・歯科医により対応が出来るものは別々だし、格差や保険制度によっても受けるサービスも違う。海外、特にアメリカの事情では保険制度の関係で「高学歴・高収入・高意識」の方が代替医療・補完医療を使われている現状も考えなければならない。

 

日本でもそうだが、有名大学を出ているとか歯科医師免許をもっているからと言って皆が名医なわけでないし、価値観もスキルが全て同じではない。

 

ただ臨床では結果が大切であるという事は言うまでもない。

また、よく全てが歯からとか「全てが何~」という単語も科学性はないので使いたくはない、私たち医療者は全てにおいて患者さんに対して真摯に謙虚でなければいけないと感じている。

 

痛みはサインです。

 

病気になったら痛みをだし、熱をあげ、下痢をして身体の自律神経を始め免疫系が総動員しながら対応をしようとする。こんな時に一時的に対応する事が必要な疾患も多いが、大切なのは、その「病気になった原因を治す事が大切だ」東洋医学・チベット医学では、今の病気は前にかかった医師の対応が悪いという思想があるが、なった原因の生活改善を指導していないなら、それも一理ある。現在、人口に対する投薬量は世界一の日本だが、それはとても自慢できるものでないし、生活習慣病の一つ糖尿病の投薬量を例にとっても増え続けているが平成14年度で年間1兆2500億円の医療費がかかり、これも年々増え続けている。ちなみに、やっとで掴み取った東京オリンピックの経済効果が3兆円だから今ある問題に目を向けない日本はおもしろい国だ。まさに虫歯をそのままにして手遅れにさせているようなものです。・・・・

 

こんな出だしからはじめていく!