ツレが躁うつ病になりまして⑨ | ナチュログ@伊豆

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主人の病(躁うつ病)のことなど
私の日々を綴るナチュラリーなブログ「ナチュログ@伊豆」。

~そううつ病の病院選び~

躁(そう)うつ病は、現在は双極性障害と呼ばれている。
双極性障害といっても症状は様々ですが、大きくⅠ型、Ⅱ型と分けられるらしい。

主人はⅡ型の方らしい。
Ⅱ型の中に「軽躁病」というのがあり、主人の病はこれにあたるっぽい。「軽」とついているが症状が軽いわけではないらしい。入院を必要とせず通院で治療が可能だが、長期に渡るらしい。

一生付き合って行くという病、という風に私は解釈している。

ただ双極性障害であっても、心療内科や神経内科、精神科などに行っても「双極性障害」と診断されないこともあるそうだ。
何故ならば、患者本人がそう状態の時は元気と錯覚し、うつ状態の時に病院に行って「うつ病」と誤診断されてしまうのだ。

うつ病とそううつ病の処方を間違えば、そううつ病が悪化してしまう。
血液検査などで分かる病気でないので、ここも医師の力量が分かるポイントだが、受診する際は、自分の症状を詳しく伝えることが最も重要だと思う。

また、本人も症状がよく分からないのが双極性障害の特徴でもあるので、家族が同居していれば、受診に付き添って症状を伝えてあげると、医師も正確な情報が得られると思う。

いい病院、いい先生、信頼できる病院、先生に出会えることが難しい世の中らしい。

今回入院を経験したのですが、かかりつけの医師に、主人の病状の入院に向かいない病院を紹介され、辛い目にあった。かかりつけも医者も事実を知らなかったようで、深く謝てきた。

悲しいけれど、このことがあって主人は100パーセントは医師や病院を信じないようになった。

それでもかかりつけ医師が曰く、医者、本人、家族がタッグを組むのが望ましいという。私もそう思う。

でも、肝心な家族に理解されず苦しんでいる人も沢山いることも知った。私も偉そうに主人の病のことをブログにしているが、本人の苦しみは病になったことがない人には分からない。私も実際、主人のことを長年理解出来ず、逃げ出したくなった時もあった。そのことにもこれから触れて行こうと思います。
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