減らす≠捨てる | 住まうほど味が出てくる家づくり&図面描き

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インテリアコーディネーターのつもりが何故か家一棟の設計から現場監督までするハメに!?建築現場で培った家づくりのノウハウや、この業界のアレコレを綴っています。

心地の良い住まい力を引き出す

建築士×レジデンシャルオーガナイザー

永瀬絵美です。

 

お金も時間も無い中で、

事務所空間を整えていく過程を、

リアルタイムでご紹介シリーズ。

 

今回は「減らす」をご紹介します。

 

↓オーガナイズ作業の順番↓

0思考を整理する

1現状を知る

2全て出す

3仕訳する

4 減らすココ

5 整理する

6 収納する

7 維持する

 

片付けについて良く聞く言葉。

「私、捨てられないんです」

 

結論から申しますと、

モノをしまう前に量を減らすのは

全て捨てるわけではありません。

 

断捨離だのときめかないものは捨てよ、

だの言われると、

「片付け上手は捨て上手」

なイメージが付いて回るもの。

 

減らす≠捨てる

 の実践例をご覧に入れますネ。

 

やじるし先ずは90cm×120cmの3段収納

◆上:小物、中:文具?、下:講習のテキスト類

 

上の段は充電器やPC周辺機器で、

問題ないのでこのままいじりません。

 

問題は真ん中下の段

どこかの何かを移動する時に

“とりあえず”でここに突っ込んで早2年。

 

先ず、私自身ここにあるものが何か、

殆ど把握していません。

 

その割に動線的に良い所に位置してるため、

ただの「とりあえず置き場」なのが勿体ない。

 

ああ。動線の無駄遣い。

 

さて、オーガナイズ作業は

ここに何を入れるかは一番最後に考えるので

先ずは現状把握です。

 

やじるし全部出して床に広げてみました。 

 


やじるしで、ここまで減りました。

 

テキスト類は最新のがあればいいので

更新前の古いのは資源ごみへ。

(古いのが残ってたことも知らなかった!)

 

雑貨や文具は使うものは保留箱へ、

10冊以上あったいただきもののメモ帳は

母が引き取ってくれることに。

(保留箱のものは後日改めて仕訳)

 

そして、今回の「減らす≠捨てる」の肝

ここになくても良いものは移動する

 

やじるしカウンター収納の本棚へ!

◆真ん中のBOX入りのテキストがそう

 

これらの冊子は2年間存在忘れていても

1秒も困らなかったものです。

 

でも、私の建築知識を手助けしてくれた

大事な大事な書籍です。

捨てても困りはしないけど、

今度必要になってももう手に入らない。

 

だけど、動線上便利なところに

鎮座させる必要もないので、

コレクション的に飾ることにしました。

 

だから、「減らす」は「捨てる」でなくても良いのです。

 

やじるし減らした後の収納

◆下段へ新たに猫グッズが納まるオマケ付き!

 

如何でしょうか?

この「全部出す」で中身が分かって

「減らす」だけでもこんなにスッキリ!!

 

まだあと3箇所!

頑張るぞ!!!

 

↓捨てなくても良い方法、色々ありますニコちゃん

湘南大好き建築家の憧れの湘南ライフ|工務店ナチュラルハウス湘南の社長ブログ

 

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