【省エネ基準強化】あと4年で新築住宅も義務化 | 住まうほど味が出てくる家づくり&図面描き

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インテリアコーディネーターのつもりが何故か家一棟の設計から現場監督までするハメに!?建築現場で培った家づくりのノウハウや、この業界のアレコレを綴っています。

住まい力を引き出す永瀬です。

大きなビルや商業施設だけが対象だった、
建物本体の省エネルギー性の強化。

いよいよ個人レベルの新築住宅にも
2020年には義務化されます。


今までは断熱材の断熱強化が主でしたが、
(フラット35Sでは日射遮蔽も含まれる)
2013年の省エネ基準改正法では他にも、

・冷暖房設備
・換気設備
・給湯設備
・照明設備


へも“仕様基準”が設定されるとか!

街場の工務店への普及活動も
国を挙げて取り組んでいます。


◆うちにも来た案内

断熱性能は高めるに越したことは無いです。
例えば、今。室内が寒い。
これも解消されます。


◆足元の寒さが無くなるだけでも有り難い!

そして、暖房を止めた時の温度低下。
断熱性能が低い木造住宅だと
ストーブ点け直すとフル回転するため、
灯油や電気食います


そして、当然ですが朝とか帰宅時に
…寒い!!!

2011年東日本大震災時の計画停電。
3月とは言え、この数時間の暖房ストップで
とても寒かったのを覚えています。


◆高断熱の家だと朝でも気温が15~16℃!

★画像出典:住宅省エネルギー技術講習会HP

省エネルギー性強化の義務化により、
住まい手にとっては否応なく、
冬暖かくて夏涼しい家に住めるようになるので
こんなにいい話は無いと思います。

あとは費用面がどうか。
そして、肝心なつくり手の技術力が
それに追いついていくのかどうか。

小さな町場の工務店には厳しいお話でしょう。

私の場合、エネルギー消費50%削減を目指す、
自立循環型住宅 の設計を学んだので、
省エネ住宅設計の骨子は分かるのが幸い。

棟梁も、フラット35SやOMソーラー住宅、
高気密高断熱住宅の施工経験もあるので、
こちらも省エネ基準強化の施工は慣れている

私たちはたまたまそういった機会に恵まれた、
おそらく“珍しい部類”ではないかと思います。

☆設計・施工時に認定書提示義務…なんて事になっても対応できるように、二人共しっかり受講してきますニコちゃん

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※満員御礼 次回は2月中旬予定


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