【3Dで考える】階段上部の空間を有効活用~収納編~ | 住まうほど味が出てくる家づくり&図面描き

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インテリアコーディネーターのつもりが何故か家一棟の設計から現場監督までするハメに!?建築現場で培った家づくりのノウハウや、この業界のアレコレを綴っています。

住まい力を引き出す建築家、
永瀬絵美です。

今回は「3Dで考える」シリーズ、
階段の上の空間を有効に使うプランです。

通常、住宅の階段の天井は吹抜けで、
2階の天井と同じ高さ
になります。
吹抜けていないと、階段の昇り降り時に、
天井に頭をぶつけるから
です。

さて、でも唯一設置しても良いものが
物置やクローゼットのような「収納」です。

●2階の平面図です
住まうほど味が出てくる家づくり~湘南茅ケ崎の工務店|ナチュラルハウス湘南
◆DNが降り口で、右の収納が階段の上部にあります

ところが、階段を降りきる前に上部に
”何か”が設置されてしまいますと、
下のスケッチの通り頭がぶつかります。

よって、底を上げて人が通れる高さを確保
つまり、その上の空間の床が上がる事に。

●頭がぶつからないよう工夫が必要
住まうほど味が出てくる家づくり~湘南茅ケ崎の工務店|ナチュラルハウス湘南

ですので、ここがお部屋だとポッコリ
床が上がるなんてちょっと困るので、
収納にするのが無難です。

棚替わりに、かばん置き場に、
ちょっとした有効活用に使える
スペースとして如何でしょうか?