【現場のお話】警察呼ばれた事があります | 住まうほど味が出てくる家づくり&図面描き

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インテリアコーディネーターのつもりが何故か家一棟の設計から現場監督までするハメに!?建築現場で培った家づくりのノウハウや、この業界のアレコレを綴っています。

住まい力を引き出す建築家
永瀬絵美です。

現場仕事をしていると、
実に様々な事が起こりますが、
私、警察呼ばれた事があります。
住まうほど味が出てくる家づくり~湘南茅ケ崎の工務店|ナチュラルハウス湘南

工事現場では事前にタオル片手に
近隣へ工事のご挨拶へお伺いします。

大抵は

「お互いさまですから」
「ご丁寧に有難うございます」


と、気持ち良く受け入れられるのですが、
“ちょっと変わった人”
呼ばれる人が
稀にいらっしゃる
ものです。

とある現場でお隣に住む女性が
それに該当しておりまして、
工事時間が18時を1分でも過ぎると、

「今、何時だと思っているんですかー!!!」

と怒鳴り込んで来ました。
なるべくそんなに遅くならないよう
気を使っていたのですが、

こちらは建築基準法を遵守してますし、
工期を守るべく契約しているのは、
発注していただいたお施主さま。


優先すべきはお施主様の家を
工期以内できちんと完成させる事。


そんなヘンな人、もとい、近隣の方の
言わせて貰えば“いちゃもん”に
付き合っている暇はございません。

「騒音が酷い」と市役所へ怒鳴り込まれ、
「苦情があったので、念のため」と
市役所から電話が掛かってきた事も。

市「現地を見に行きましたが、
 きちんと防護ネットも貼られていて、
 音も通常の工事の範囲
です。
 念のため気を付けて下さいね」

私「よく、こういったケースはあるんですか?」
市「ええ、まぁ・・・」
私「大変ですね~苦笑
市「いえいえ苦笑

と担当者も苦笑しておりました汗

さて、市役所へ出向いても玉砕した
その近隣女は日曜日に仕事していた
クロス屋に業を煮やしたのか
とうとう警察を呼んだのです。

警「近隣から苦情があったので来ました」
ク「すみません」
警「いや~。今、私の家も新築中でね~
 日曜日まで大変ですよね。ご苦労様」
ク「片付けた方が良いですか?」
警「別に君は悪いことしていないから
  工事を続けてくださいね。


という訳で特にお咎め無しでした~。
ホント、現場では家づくり以外にも
色々な事が起こりますかお2