【建物ベースで】家の中を涼しくする方法~建物表面温度をDOWN~ | 住まうほど味が出てくる家づくり&図面描き

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インテリアコーディネーターのつもりが何故か家一棟の設計から現場監督までするハメに!?建築現場で培った家づくりのノウハウや、この業界のアレコレを綴っています。

住まい力を引き出す建築家、
永瀬絵美です。

毎年、「家の中を涼しくする方法」を
夏にUPするのですが、お蔭様で大好評。

新築やリフォーム時だけではなく、
今すぐ涼しく出来る方法も
集めてみました。

建物の内部を涼しくする方法は
大きく以下の3つです。

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1.建物表面を暖めない
2.建物内部に熱を入れない
3.建物内部の熱を逃がす

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‘お手軽度’が高い順に星を付けました。
☆☆☆・・・気軽に今すぐ出来る
☆☆・・・・・工事が必要(自分でも出来るかも?!)
☆・・・・・・・新築・リフォームをお考えの方用

1.建物を暖めない
●断熱性能を高める・・・☆
これが一番効果あります。
新築・リフォーム予定のある方は

「暑いのは嫌だからガッツリ対策を!」

と建築会社へお願いして下さい。
暑さに強い家は寒さにも強いです。
寒さに弱い奥様とも喧嘩になりません。

●散水する・・・☆☆☆
一番良いのは屋根や壁に直接放水です。
井戸がある方は大活躍ですね。

前面道路に打ち水も効果あります。

コンクリートやアスファルトは蓄熱します。
夜、じわじわと放熱してしまうので、
その前に蒸散作用で気化熱を奪いましょう。

●赤外線を反射させる・・・☆☆
壁を白く塗る。白は光を反射します。

或いは、屋根や外壁自体を
熱線透過を防ぐ遮熱塗料で塗ります。

助成金制度 もあるようです。

●日陰を作る・・・☆☆
広いお庭が必要かもしれませんが、
背の高い広葉樹を植えましょう。

冬は葉っぱが散りますので、
暖かい日差しを遮らずに安心です。
(落ち葉の掃除がネックですが…)

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個々の具体的な対策の詳細は
コチラ に書いてます。

つづき→2.建物内部に熱を入れない