「陳情令」の各話の感想と、撮影時のエピソードや役者さんについて書いてます。
基本的に全話見終わった後の振り返りです
ネタバレします!
犯人()とか普通に言っちゃうやつです!
ご了承の上ご覧頂くか回避お願いします!






「陳情令」といえば、2018年から2019年にかけて制作、本国にて放送され大ヒットしたブロマンスファンタジー時代劇!

視聴のきっかけはサブスク契約してある配信サイトで見れたから、という単純なものでした。
作品自体も存在を知ったのはごく最近で、ヤ◯ーニュースの記事で「人気になり過ぎて問題視。規制をかけるT国」的な内容だったと記憶しています。
ただその記事を見て興味を持つわけでも無く、それから何日か経って配信サイトのおススメのラインナップに上がっていたのが目に留まって「これ人気があるんだよね、見てみようかな。演者のビジュも良いしファンタジー時代劇好きだし」という本当に思考ゼロ予備知識ゼロで視聴を開始。

開始したものの冒頭からなんだか不穏な始まりで、でも壮大な展開になるのだけは予測出来て期待は凄く高まりました。
高まったはいいんですが、まず一人につき複数存在する名前やその他の四字熟語の様な各家の名称に混乱しすぐに失速……
ただ、子供の頃から昔話が好きで、大人になってからも現代小説よりも近代文学と呼ばれるものが好きだったり、歴史的なものや時代背景が感じられるような作品はとっても好きなので自分には合っていたのかなと思います。

まず最初に混乱した各人の名前について…

生まれて付けられる呼び名↓
魏嬰(ウェイ・イン)
藍湛(ラン・ジャン)

大人になってからの名前↓
魏無羨(ウェイ・ウーシェン)
藍忘機(ラン・ワンジー)

屋号→夷陵老祖、含光君

名前に関しては私はこんな感じで把握してます
間違ってたらご指摘ください…!
戦国武将と似てますよね笑
ただ↑は名前が変わったら以前の名前は基本的に使わないのでそこは違うところですね

この作品は本国でいうところの「仙師もの」と呼ばれるジャンルにあたるようで、特徴的なのは、呪術や妖術を使う人達がいて、飛べるのも普通。あと仙師は歳をとるのが緩やかで陳情令でも16年後の見た目がほぼ変わらない。
日本でいうと陰陽師を題材にしたファンタジー系の作品が好きな方は割と違和無く受け入れられるのではと思います。
かくいう自分も夢枕獏先生の「陰陽師」大好きなので割とすんなり設定理解。


いやーでも1話から魏嬰可愛いですねー!
かっこ良いけど可愛い!



この全体から醸し出す可愛らしさはなんなんですかね笑
やはり中の方の魅力がダダ漏れてるのか…
一番ツラいシーンから始まって、死んだと思ったらなんか蘇らされて、その状況をあっさり把握し何をすれば良いのか即座に理解。悩む事なく即実行。
魏嬰のおバカなフリするとこと、機転の利く堂にいった本来の姿が交互に見れて魏嬰のキャラクターや魅力をしっかり見せる第1話になっていると感じますね
「戻ったときはもっとまともだったのに、こうなったのは虐げられたからだ」って言われてるの面白い🤣魏嬰やり過ぎみたいよ笑



魏無羨(魏嬰)役の肖战さんは撮影時26歳
社会人経験がありデビュー2年目で初主役
藍忘機(藍湛)役の王一博さんは20歳(撮影中に21歳になる)という若さ!
彼の方はもっと若い頃から芸能界にいるようで芸能生活でいうと彼の方が先輩だそう。

3話から登場の藍湛のお兄ちゃん、沢蕪君役の劉海寛さんはあの落ち着きで当時24歳だったのも驚きました!割とそのくらいの年齢層の方で構成されているみたいで、みんなお芝居上手くて凄い…!

战くんはオファーで魏無羨役に、
一博くんはオーディションで藍忘機役に決まったそうで、なんと写真での選考で2回外された後、対面でのオーディションで勝ち取ったという逸話がありますね。
プロデューサーも「もう藍忘機は2次元にしか存在しないんじゃないか」と思うくらい配役が決まらなかった時に、実際に彼が扉から入ってきた瞬間「現時点での最高の藍忘機だと感じた」と言われていましたね。
魏無羨を战くんに決めたのは彼の純粋さが役とリンクすると予測してのことで実際演じているのを見て正に正解だったと監督さん談。

…こんな話をちょこちょこ挟みながら感想書いていきますが、うざったかったらすみません…汗
役者さんにも興味が出てしまってちょっと掘り下げてみたら広大な沼が広がってまして、しかも底なし沼って様相でして…ただ如何せん海外の方なのでどこまで追えるのかわかりませんが、応援したいと思ってたりするので読んで興味を持って頂けたら嬉しいなぁなんて思いもあったりします。
お付き合い頂けたら幸いです


さて、莫玄羽(モー・シュエンユー)によって蘇らされた魏無羨ですが、
彼の敵を討つという使命があるのも、莫家を襲った剣霊(刀霊)も全て謀られたもの。

この時原作での魏無羨は莫玄羽の姿をしているようですが、ドラマでは魏無羨の姿のままで蘇っている為、正体がバレないように仮面装着。
おそらく莫玄羽は成長期を金麟台で過ごした事と顔を白く塗って仮面を付けていた為、莫家の人も蘭陵金氏の人も彼の顔をよく知らない。そもそも隠し子であることを周囲から蔑まれていたので彼に深く関わる人が居なかった。

なので、魏無羨の名前は知ってても顔を知らない人達は、仮面を外した素顔を見て大抵驚くがそれは彼が美形だから笑
イケメンなのに何で隠してるの?ってなってるの面白い。

金麟台では莫玄羽は金光瑶の妻に手を出して追い出されたと言われているけど事実無根。
だいぶ後のシーンですが、甥っ子の金凌(ジン・リン)に「夫人とは相性も良くなかった」ってサラッと言う魏嬰笑ったし好きでした笑(ただし事実無根)


姑蘇藍氏の子弟達が用意した召陰旗をちゃんと使えるものか、間違っていないかを調べる魏嬰のお兄ちゃん感好きだし、
(一応、江家でも江澄(ジャン・チョン)の兄弟子のポジションで育ってるので、下の子の面倒をみるのは魏嬰のパッシブスキル)
思追(スージュイ)が利発な気立ての良い子に育ってるのも、過酷な環境下に置かれた時もあったけど幼児期に愛情を沢山貰って、育ての親(藍湛)の育て方も良かったからだねとほっこりするポイントですねぇ…良いパパだ

姑蘇藍氏の衣を見て出会った頃の藍湛思い出す魏嬰が完全にエモいし、草笛で忘羨弾いちゃって「藍湛…」って呟いちゃう魏嬰の可愛さよ…
藍湛が恋しいのかい?!もうすぐ会えるよ!笑



暴走しました笑

恋心はまだ無くても、
最後まで自分の事を助けようとしてた藍湛には魏嬰も特別な感情がきっとあるんでしょうね…うん。きっとそう。

魏嬰の弾く忘羨を聴いた思追が聴いたことある曲って言ってたのもエモかったですねぇ…
景儀は知らなくて、思追もうっすらとしか覚えてないってことは、思追が子供の頃に聴いた記憶なんでしょう
雲深不知処に連れ帰られた後、藍湛が弾いていたのを聴いた記憶なのか、もしくは乱葬崗で魏嬰が弾いていたのを聴いた記憶なのか…
二人ともお互いを想って弾いていたと考えると……やばい楽し過ぎる!!笑

こういうとこかブロマンスの良さですよね!
このもどかしさ…!!
そして仄かに感じられるトキメキ感…!
最高です!笑




藍湛を隠れたとこから見上げる魏嬰の顔がなんか可愛い気がするとか、目がキラキラしてない?とか、笑顔かわよ…!!とか
そういうちょっとした変化が楽しくてワクワクしますね
そんな顔で見ちゃうのに会わない(会えない?)のも視聴者ツラいわぁ…


莫家に藍湛が現れたのをきっかけに莫家を出て行く魏嬰。
藍湛には特別な感情があるものの、会うわけにはいかない(と思っている)のと、藍湛がいればもう安心ですからね。

莫玄羽の敵である最後の一人を探す当ての無い旅が始まった所で1話は終了。
暗躍している方もチラチラ。



もうちょっとで会えたのにね…藍湛


ではこのへんで!
2話感想へ続きます