お洗濯の前に必ず必要なこと⑦ | ナチュラルクリーニング講師 本橋ひろえ

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洗濯機で洗濯をする(シリーズ、まだ続きます)

ほとんどの方が経験していると思います。

でも正しい洗濯機の使い方

習ったことがありますか?

マニュアルをしっかり読んでますか?

 

読んでもそこには書いていない

大事なお洗濯のポイントがあります。

 

ポイントその⑥は、汚れの落とし方を知る、です。

 

①は、洗う洗濯物の量を知ること

②は、適正水量を考える

③は、一度手洗いしてみる

④は、無臭に洗い上げた状態を知る

⑤は、洗う道具の洗濯機を清潔に

⑤は、ニオイの原因を知る

 

やっとここから「洗い方」に入ります。

ここまでは洗う前の準備段階でした💦

 

誰も正しい洗い方を教えてくれないお洗濯。

洗濯機に入れてスイッチを押せば洗える

そう勘違いしている人が多すぎます。

洗濯機任せにせず、洗濯機を使いこなさないといけません。

 

⑤のニオイの原因を知ることも大事ですが

そもそも

ニオイが残る=汚れが残っている

つまり洗えていません。

洗濯は大失敗です。

 

洗えていないからにおう。

洗えていないから汚れをエサに雑菌が繁殖し

生乾き臭になってしまう。

汚れたままの服に人工的な香りをつけてごまかして着ても

ちょっと鼻の効く人なら

汚れと香料の複合臭に気分が悪くなるはず…

なのに、強烈な香料に慣れ切った鼻の着ているご本人は

異様な臭気に気づかない💦

 

無臭、無香料生活に慣れた鼻は

電車の中やエレベーターの中

強烈な臭気に驚かされること、多々ありますびっくり

 

臭いが生乾き臭なら雑菌の臭い。

洗うと同時に、除菌の必要があります。

 

生乾き臭の原因となる雑菌を育てるエサは皮脂汚れ。

(繊維をコーティングしている柔軟剤も、です)

皮脂を落とすのは『お湯』です。

アブラ汚れの落ち方を左右するのは、温度なのです。

 

食器や鍋を洗うことを想像してみてください。

お肉を焼いた脂汚れは冷たい水と、熱めのお湯

どちらがよく落ちますか?

食器洗いで落とせない汚れを

洗濯の時だけは冷たい水で落とせるなんて

そんな都合の良いことはありません!!

 

洗顔だって、冷たい水よりお湯で洗った方が

皮脂が落ちますよね?

動物性脂肪である皮脂は、冷たい水ではかたまり

洗い流せないのです。

 

これはナチュラルクリーニングだけでなく

合成洗剤を使っていても同じことです。

石けん洗濯だからお湯が必要なのではなく

皮脂を洗いたかったら

どんな洗剤を使っていてもお湯洗いが必要です。

 

海外のお洗濯はお湯洗いが当たり前です。

洗濯機自体に、ヒート機能がついていてお湯で洗います。

完全水洗いの日本のお洗濯が少数派です。

 

海外の方によく聞かれます。

「日本の洗剤は水でも汚れが落ちるの?」

 

これにはいつも

「落ちないよ、残念ながら」と答えます。

 

キレイな服を着た人=お湯でお洗濯している人

ということです。

反対に

水洗いしかしていない=衣類もタオルも汚れたまま

なのです。

 

皮脂汚れを落とすには、お湯使いましょう。

 

子どものころ、母に

「下着くらいはお風呂で手洗いしなさい」

と言われていたのには意味があったのですね。

洗濯機にお湯を引けない方は

肌につく、一番皮脂汚れを吸っている肌着類は

お風呂で入浴時にお湯洗いしておくと良いですね。

 

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住宅メーカーさんにお願い。

洗濯機の給水栓は混合栓にしておいてくださいね!!

 

 

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