この時期どうしても気になってしまうので書いておきます。
ペットボトルの再利用について。
先月書いていた『プラスチックとの付き合い方』の
続編にあたる内容かもしれませんね。
例えばお掃除で使うアルコール。
スプレー容器に入れて使いますが、容器の素材を選びます。
飲むお酒がビールでも日本酒でも
缶や瓶容器で売られているのは意味があります。
ペットボトルに入れてはいけないのです。
ビールや日本酒よりずっとアルコール濃度が高い
消毒用や除菌用エタノールは、なおさら気をつけないといけません。
消毒用エタノールの容器は透明なペット(PET)素材ではなく
ポリエチレン(PE)容器に入っています。
不透明な青い容器、見たことある方多いと思います
私はもう10年以上前から
エタノールを小さなアトマイザーに入れて携帯しています。
掃除に便利だったのですが
今なら手指の消毒用にも使えますね。
中身がわかっていれば安心です。
香水はアルコールを含むため、ガラス製容器が多く
エタノールを入れるのも安心です。
お酒の瓶と同じ、というわけです。
売っていたときの容器を見れば、何に入れたら良いのか
判断しやすいと思います。
ペットボトルに入れてはいけないのは
【アルコールを含む物】
除菌消毒用のもの、飲用のお酒
この時期心配なのが梅酒!
できあがった梅酒をペットボトルで保管してはいけません。
【酸の強い物】
柑橘果汁を含むもの(手作りポン酢とか・・・)
梅シロップ、紫蘇ジュース、梅酢など
果汁100%のオレンジジュースは
大半が瓶か紙パックではないですか?
これもちゃんと意味があります。
梅も酸が強いですし、紫蘇ジュースはクエン酸やお酢を使えば
ペット容器に保管するのはおすすめできません。
(この時期気になるのは実は、梅関連のアレコレです・・・)
【除菌、消毒薬】
エタノール、次亜塩素酸ナトリウム、次亜塩素酸水
塩素系の物もNGです。
市販の塩素系漂白剤も不透明な容器に入っています。
次亜塩素酸水もペットボトルに入れておくと
早ければ一晩で除菌効果が失われてしまいます。
私はプラスチック削減のため、ペット容器に入った物は
なるべく買わないようにしています。
調味料など口に入るものを選ぶときは容器も判断材料です。
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