ダメだ。
言葉は何も伝えられない。
言葉にした途端に、全てがボロボロに崩れ去っていく。
言葉ってなんて役立たずなんだ。
あたしが、僕が、言いたいことは、
大事なことは目に見えない、
目に見えないだけじゃなくて、
違う、感覚なんだ。
いつか、星の王子様が言っていた、この目に見えない、という言葉だけではなくて、足りなかったのは、
大事なのは、目に見えるものではなく、計るものでもなく、
感覚なんだ。
これが言いたかったんだ。
君はいつだって正しくて、間違ってなくて、
正しいんだよ。
これを分かって。
変なの。これあたしが書いてるのに、自分が書いてるのに、
同時に違う人が書いてるみたい。
っていうか、自分じゃないみたい。
でも、同時に自分。
変でしょ。変だよね。
自信って、何かを達成して、得られるものだと思ってた。
しょうがないよね、だって周りがそう言うんだもの、
君だって、そう思っちゃうでしょ?
悪いのは自分だって
間違ってるのは自分だって。
だから、小さい頃から持ってた
「自分」っていう漠然とした感覚を、ことごとく否定されて
変わらなければならないんだって、
自分以外のものにならなければ、それを会得して、成長させなければ、って
思ってたはずだよ。
でも、違う。
自信は、違うよ。
「自分を信じることだ
それが自信だ。
これだって、伝えたいからこうやって書いてるけど、
っていうか今までのだって、伝えたいことをバンバン書いてきたけど、
言葉なんていうものは本当に誤解されやすくて、
ましてやこんなバーチャルな文字が並んでるだけの世界は、声もないし雰囲気もないから、
全部誤解されてしまうんだよ。
悲しいよね。
こんな当たり前のこと、言わなくても、みんなの意識の中にあるから、あるはずだから、言わなくてもいいんだろうけど、
やっぱり言いたかったよ。
っていうか、吐き出したかった。
だって、すごい発見だったんだよ。
当たり前すぎたでしょ?
だから、近すぎて分からなかったんだよ。
環境に左右されないで。
目に見えるものに左右されないで。
年齢、人種、性別、全てが関係ない、超越できるよ。
あなたはそんなちっぽけなものに、左右される存在じゃないんだ。
自分を信じていいんだよ。
自分はこう信じる、それは頑固になるってことじゃなくて、
自分の信じる方を信じるってことだ。
それで合ってるんだよ。
君は、あたしは、自分なんだよ。
それしかいないの。
自分を信じていいんだよ。