きみ、自分のこと、すごいと思ってるでしょう。
生まれたときや赤ん坊のときは、自分のこと認識してもいないから、わかんないけどさ、
しょうがないよね、生きているたびにさ、いろいろ学ぶじゃん
自分がどう撮られればキレイか、とか、
自分はこういう人間です、とか、
賞賛された数だけ、自分はすごいってさ、思っちゃうでしょ。
でもさ、本当はさ、すごくないよね
っていうか、すごいのかもしれないけど、それって別になにかしてるからじゃないよね、きっと。
もう元々すごいって感じだよね。
だからさ、別にぼくはさ、君に対して、
お前はすごい人間じゃないんだから、僕たちは何でもないんだから、
すごいなんて思うなよ、なんて、言わないよ。
まぁ実際何でもないんだけどさ。ぶっちゃけ。
でもさ、あれだよ、
大事なのはさ、
すごいって思っちゃってる自分とか、
そういうこと思う自分もさ、
認めてあげればいいよね。
そういう自分も、そこにいる自分としてさ、
認めれば、いいよ。と思う。
負けを認めればいいと思う。
あ、もうしょうがないんだなってさ。
きっとさ、有名なカメラマンが撮ったヌードでも、
無名のカメラマンが撮ったヌードでも、
変わらないと思うの。
同じように、きれいだよね。
いつか、撮ってもらいたいね。
今しか撮れない、今しかない美しさをさ。
残してもらいたいね。