日常的に
どんな人もネガティブな感情を抱きます。
怒りや悲しみ、苦しみなど
これらの感情を避けて通ることはできません
それにも関わらず、
私たちはネガティブな感情を感じ尽くすことや
向き合うことをしませんし、
そうした感情が湧く理由を知りません
なぜなら
それが持つ有意義な面を知らないこと、
そうした振り返りの習慣がそもそも無いこと、
そして一番大きい理由は
ネガティブな感情の根や原因は
自分の中にあると知らないから
自分がネガティブな感情になったのは
外側にある誰かや、
何かの出来事のせいであって
自分がその理由を持っているからなんて
思いもしないし、
認めたくないことだからです
確かに、
誰かが非礼な態度やひどい対応を自分にするのは
自分に原因があるからだなんて、
ただでさえ、
すでにその態度や状況に
怒ったり、悲しんだりして苦しんでいるのに
更に追い討ちをかけられるような気分ですよね
だけどこれは
「そういう気分にさせられた」という
被害者意識を持つことによって
この発想を持ちます。
その人がひどいことを自分に言ってきたから
自分が嫌な、
ネガティブな感情を感じるハメになっている。
それ自体はきっと事実です。
ただ、
ずっと被害者で、ずっと受け身でいれば、
そうした状況が起こることに対して
自分の出来ることが
何にもなくなってしまいます
誰かの責任に出来ることは
一見楽なように思えますが
それと引き換えに
自分の力を放棄してしまうことになるんです
皆さんはこれを聞いて
どちらの態度を取りたいですか？
自分のネガティブな感情をケアするのは
自分だとして
ネガティブな感情に向きあうのか？
それとも、
自分のネガティブな感情のケアは
他人がやるべきだとして
ネガティブな感情を他人や状況次第、
他人や状況任せにするのか？
どちらを選ぶかは本当に自由です！！
ここからは
前者を選ぶ人に向けての記事になるのですが
そんなネガティブな感情を感じることに
ポジティブな意味づけをする、と
考えてみたことはありますか？
ネガティブな感情には
その嫌な気分とは全く逆の、
素晴らしい気付きのチャンスや
本当の自分からのメッセージが込められています
つまり、ネガティブな感情は
自分を深く理解するための重要なサイン
自分が何を大切にしたいのか、
どんな価値観を持っているのか、
自分の本音、
自己価値を下げるような間違った解釈、
チャレンジしたいこと、
使えていない力の存在など
自分で現実を創造していく、
拡大のために必要なことを提供してくれています。
だから
その声にきちんと耳を澄ませば
ネガティブな感情は自分自身を成長させる
とんでもない力を秘めている
人はポジティブな感情と
ネガティブな感情の両方を持つ存在で
使い方を注意しなければいけないけど
その両方が備わっていることは
自分を理解し、
自分らしく生きていくうえでも
とても大切だし、必要なことなんです
怒りは心の奥で向き合うべき
深い悲しみを抱えている自分がいるということ。
悲しみは浄化できていない思いや、
表現すべき大切な思いがあるということ。
喜びは深い自分と共にあるということ。
切なさはまだ古い自分が自分の中にいるということ。
苦しみは新しい自分になることへのもがきや抵抗。
多くの場合、
いろんな感情がMIXされますが
それぞれの感情はこんな自分を表しています
感情は自分への
深いところにいる自分からの声
だから
自分を傷つけるためや、
何かや誰かを判断するためにあるわけではなく、
シンプルに拡大したい！という
本来の私たちの在り方・望みに従って
それに必要なことを回答している、
自分への気付きを促しているだけなんです。
つまり、一言で言えば
自分のため、ですね
とりあえず
これを忘れないようにすれば
最初感情に振り回されても
引きずることが少なくなると思います
人はわくわくや喜びといった
ポジティブな感情にばかり目を向け、
そのエネルギーを使おうとしますが
それだともう一方の
ネガティブな感情が置いてけぼりの状態で
とってももったいない....
ネガティブな感情も活用できるようになると
見たことも無いような自分と、
その未来に会えます
ほとんどの人にとって取り扱いが難しい、
避けたいネガティブな感情に
ポジティブな意味づけをすることが
出来るようになったら
魔法使いになったも同然！！
今、自分が見ている・感じている自分は
自分のほんの一面でほんの一部です
私たちはもっともっと強く、
大きくなることができます
なんだかワクワクしませんか？？
ネガティブな感情についてもっと知りたい！という方は
是非、こちらもどうぞ
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